...やつと僕の語彙になつたかも知れない...
芥川龍之介 「僻見」
...人間の生活意識に最も必要なる要素的な語彙のみで言ひ表はし得るやうに...
高田力 「ベーシック英語」
...却つて語彙の活用範圍を擴大することになる...
高田力 「ベーシック英語」
...朝鮮語との語彙(ごい)の近似は...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...山彙の遠く綿亘するを睥睨するが如き緩峯...
長塚節 「草津行」
...八五郎が全語彙(ボキヤブラリー)を動員して形容したほどあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...同じ語彙を字引でみつけるにも...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...私はそれらの人々の罵倒の語彙の中に新奇なる修辞句はなからうか? と秘かに吟味したが...
牧野信一 「ゾイラス」
...これは松村任三(まつむらじんぞう)博士の『改訂植物名彙』前編漢名之部に出ている小蒜すなわち蒜である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『花彙(かい)』のジャコウソウの文中にはこれを誇張して述べ「茎葉ヲ採リ遠ク払ヘバ暗ニ香気馥郁タリ宛モ当門子(ジャカウ)ノ如シ親シク搓揉(モム)スレバ却テ草気(アヲクサシ)アリ」と書いてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『仏教大辞彙』巻一の一三三八頁にその図二ある...
南方熊楠 「十二支考」
...アイテル『梵漢語彙』二〇二頁...
南方熊楠 「十二支考」
...アイテル博士の梵漢辭彙一九三頁から引たので...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...一方にはまた『八重山語彙(やえやまごい)』にも...
柳田国男 「海上の道」
...日本の語彙は政治家が減らしつつあるものを...
柳田国男 「故郷七十年」
...別にこの語彙(ごい)以外をもって彼等の用語を考案しなければならなかったのである...
柳田國男 「地名の研究」
...アイヌの中にもこの神あること『蝦夷(えぞ)風俗彙聞(いぶん)』に見ゆ...
柳田国男 「遠野物語」
...あんまり語彙(ごい)は多くないとみえ...
山本周五郎 「ひとごろし」
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