例文・使い方一覧でみる「彈」の意味
スポンサーリンク...彈（たま）は脇を擦過（かす）りたり... 
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...而も議事進行中に爆彈を投じたのは一八九三年で...
石川三四郎 「浪」
...富江は彈（はじ）けた樣に一人で騷いで...
石川啄木 「鳥影」
...信州明科の山中に於て爆裂彈を密造し...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...△凡そ閣臣の失政を彈劾するのは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...閣員彈劾の上奏案が現はるゝのであつたかも知れない...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...快速アルファ粒子を彈丸として金庫破りを試みたが...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...尤もそれは落付いた彈き方であつた...
長塚節 「開業醫」
...飛彈の國へ牛を曳いて行つたものは谷を籠で渡されることがあるが渡しの途中で綱がだん／＼たるむとみんな眞蒼になつて籠が向へついた時にはもう死人のやうになつてしまふ...
長塚節 「佐渡が島」
...彼（かれ）は僅（わづか）に三人（にん）の家族（かぞく）が油（あぶら）の如（ごと）く水（みづ）に彈（はじ）かれても疎外（そぐわい）されても只（たゞ）凝結（ぎようけつ）して居（ゐ）ることにのみ...
長塚節 「土」
...私は息を彈ませた...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...倒れてゐるのは三十五六の浪人者で（後でそれは福井町に住んでゐる城彈三郎と知れましたが）脇差で左の胸を深々と刺され...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...城彈三郎如きに後ろを見せる拙者ではないが――」高木勇名はさう言ひかけて笑ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...隣の離屋には煙硝（えんせう）も彈丸（たま）も込めて先刻半兵衞が武家に見せた見本の鐵砲がある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「藤波龍之進の娘の多與里に彈（はじ）かれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...市ヶ谷の親分」八五郎はそれを彈ね返すほどの氣力も失つてをりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彈（はず）みきつて家の中へ飛び込みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...信州でも一種小粒の砲彈形のものに其名がある（上田附近方言集）...
柳田國男 「食料名彙」
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