...青黒いクロオスの表紙のついた「家康と直弼」を買ふことにした...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...死は彼の命と共に「井伊直弼伝」をも奪ひ去つてしまつた...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...弾正大弼仲章朝臣の使者...
太宰治 「右大臣実朝」
...弾正大弼仲章さまの御使者が...
太宰治 「右大臣実朝」
...近くは井伊直弼(なおすけ)の如き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大老井伊直弼、「流」字を鈎(こう)して「死」字と作(な)す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...其の輔弼の責を全くし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其外注に本文とをし並べてことの外大切にする注ありとて王弼老子注...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...ところが魏伯陽は王弼以前の人であるから...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...北川礼弼(きたがわれいすけ)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...小竹散人篠崎弼書」と署してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六時 明六時(卯) 東町奉行跡部良弼(あとべよしすけ)は代官二人に防備を命じ...
森鴎外 「大塩平八郎」
...天皇を輔弼する責任は...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...井伊直弼といふ人は非常に先見の明があつた...
吉川英治 「折々の記」
...弾正大弼は、彼がなぜ、下屋敷のほうに多く居るか、その気持を知っていたので、(済まぬ)と、心のうちで詫びていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...殿……お鎮(しず)まりなされませ』弾正大弼は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...螺鈿(らでん)の鞍を置いた駒は、もうそこへ着いていたが、弾正大弼は、長刀(なぎなた)の石突きを敷台に突いて、化石したように、じっと立って、彼をそこに待っていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...唇歯(しんし)の家がらである上杉弾正太弼(たいひつ)の夜襲に備えるものと分った...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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