例文・使い方一覧でみる「強度の」の意味

...医者は強度の神経衰弱だと云います... 医者は強度の神経衰弱だと云いますの読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「恐怖の幻兵団員」

...この欲望を感ずる人々の多少及び感ずる強度の大小によって決定せられるからである...
レオン・ワルラス　Leon Walras 手塚壽郎訳「純粋経済学要論」

...それは二商品の利用の強度の複雑な関係に他ならないということになる...
レオン・ワルラス　Leon Walras 手塚壽郎訳「純粋経済学要論」

...充足せられた最後の各満足の強度の比すなわち稀少性の比が... 充足せられた最後の各満足の強度の比すなわち稀少性の比がの読み方
レオン・ワルラス　Leon Walras 手塚壽郎訳「純粋経済学要論」

...雷鳴の音の波の振幅は多くの場合に耳の近くで雨戸を繰る音に比べて大きなものではないのに雷の音は著しく大きいと考えるのはやはり直接の感官を無視して音響の強度の距離と共に感ずる物理的方則を標準としているのである... 雷鳴の音の波の振幅は多くの場合に耳の近くで雨戸を繰る音に比べて大きなものではないのに雷の音は著しく大きいと考えるのはやはり直接の感官を無視して音響の強度の距離と共に感ずる物理的方則を標準としているのであるの読み方
寺田寅彦「物理学と感覚」

...強度の近眼のため目玉が飛び出してるように見え... 強度の近眼のため目玉が飛び出してるように見えの読み方
豊島与志雄「悲しい誤解」

...強度の神経衰弱という名目の下に... 強度の神経衰弱という名目の下にの読み方
豊島与志雄「月明」

...熱の強度の差も存する... 熱の強度の差も存するの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...強度のことも考える必要があったので... 強度のことも考える必要があったのでの読み方
中谷宇吉郎「防寒戸」

...その畜生がまたことごとく自分の敵だと考え詰めた最強度の断案を...
夏目漱石「坑夫」

...強度の近眼鏡をかけた蒼白（あおじろ）い顔の少年は... 強度の近眼鏡をかけた蒼白い顔の少年はの読み方
野村胡堂「楽聖物語」

...フト気が付くと高城君は恐ろしい強度の近眼なのに... フト気が付くと高城君は恐ろしい強度の近眼なのにの読み方
野村胡堂「女記者の役割」

...強度の近眼鏡... 強度の近眼鏡の読み方
久生十蘭「地底獣国」

...強度の近視眼にふち無しの眼鏡をかけた... 強度の近視眼にふち無しの眼鏡をかけたの読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...強度のアリトミイ... 強度のアリトミイの読み方
三好十郎「冒した者」

...卻て日本労働者の堪へ得ない強度の力役に服し得るのである... 卻て日本労働者の堪へ得ない強度の力役に服し得るのであるの読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...現戦争の後にさらに強度のデカダンスを予期しなくてはならぬ... 現戦争の後にさらに強度のデカダンスを予期しなくてはならぬの読み方
和辻哲郎「世界の変革と芸術」