...味噌汁に少し強味を加えると美味しくなる...
...ソースの強味がステーキによく合う...
...彼女は辛味と強味のある料理が好きだ...
...この料理には塩味と強味が必要だ...
...強味のあるコーヒーが好きです...
...江口の批評家としての強味は...
芥川龍之介 「江口渙氏の事」
...強いものがその強味を振りかざして弱い者を圧迫するのを見ると...
有島武郎 「或る女」
...義人のすぐ隣に住むと考えられている罪人(つみびと)(己れの罪を知ってそれを悲しむ人)は自分の強味と弱味との矛盾を声高く叫び得る幸福な人達なのだ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...いまや文字どおり鬼に金棒の強味を加えたわけであった...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...その不自然という点に強味あると思います...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...彼は自分の強味を感じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あくまでもヴェストファーレンの郷土作家として終始した點に強味を持っている...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...本当の強味は出て来ない――というようなところに頭が向いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...適切な具体的の例が豊富に引用され得るという強味がある...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...何よりの強味は船体が巨きいため所要炭庫(および機関部)容積が比較的に最小で済むこと...
服部之総 「黒船前後」
...さういふ誠實さが誰にもましてリヴィエェルの批評の強味であり...
堀辰雄 「ヴェランダにて」
...實に此の無反省の強味は...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
......
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...えぐさで仕事師的に喰い下ることを強味のように考え誤ってもいます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...天下を左右するものであろうぞ」「彼の強味は...
吉川英治 「三国志」
...迂眼(うがん)者の強味は...
吉川英治 「新書太閤記」
...かれの強味であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...それも利家の強味と申すもの...
吉川英治 「新書太閤記」
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