...私はその都度張り合いになって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...なかなか仕事に骨は折れますが張り合いがある...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...張り合いのある日をつづけることができて...
太宰治 「十五年間」
...張り合いがねえや...
太宰治 「正義と微笑」
...その「張り合いがなくなった」という事情は...
谷崎潤一郎 「鍵」
...甚だ張り合いのあるものであって...
戸坂潤 「社会時評」
...何時も新らしい気分で生きてゆくと張り合いがあるような気がしますね...
豊島与志雄 「恩人」
...そしてつまりすべてに張り合いが出来てきたことなど...
豊島与志雄 「土地に還る」
...その代り張り合いの無いことも此上なしです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...張り合いのある気持で吸うのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...先へ仕事をすすめてゆく心の張り合いです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...骨を折れば其だけ島田のお母さんにしろお気持いいでしょうと張り合いです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...親どうしの張り合いになって...
矢田津世子 「凍雲」
...今朝からの張り合いが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...私は人間の神経作用の馬鹿馬鹿しさにスッカリ張り合いが抜けてしまった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...あのノロノロした張り合いのないように見えた舞の手ぶりが...
夢野久作 「能とは何か」
...見る方も張り合いがない……という種類のものは...
夢野久作 「能とは何か」
...ひとり汝にいうは張り合いもない...
吉川英治 「三国志」
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