例文・使い方一覧でみる「弥生町」の意味
スポンサーリンク...弥生町（やよいちょう）の寄宿舎へ帰って来た... 
芥川龍之介 「彼」
...だから顧客の範囲も至って狭く、森川町一円、東片町、西片町、曙町、弥生町、少し離れて駕籠町、神明町辺りが止りでしたから、新年には顧客先を私自身一軒一軒年始まわりをしたものです...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...今の動物地質教室の下から弥生町（やよいちょう）の門のほうへ続いていた事が...
寺田寅彦 「池」
...バケツ一つだけで弥生町（やよいちょう）門外の井戸まで汲みに行ってはぶっかけているのであった...
寺田寅彦 「震災日記より」
...弥生町（やよいちょう）へ一歩踏込むと急に真暗で何も見えぬ...
寺田寅彦 「まじょりか皿」
...弥生町の方から、ゆるやかな傾斜を上っていった...
豊島与志雄 「幻覚記」
...その向うの弥生町のとっつきに...
豊島与志雄 「自由人」
...弥生町の方から帝大の裏門をはいり...
豊島与志雄 「地水火風空」
...牛込から弥生町まで歩いて帰ったもんだ...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...いつでもあの弥生町の門だが...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...高等学校の横を通って弥生町（やよいちょう）の門からはいった...
夏目漱石 「三四郎」
...弥生町から池（いけ）の端（はた）へ出た...
野村胡堂 「胡堂百話」
...水戸さまの中屋敷にむいた弥生町（やよいちょう）がわの通用門から...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...弥生町の通りを根津までギッシリと四列につづいている人数だから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...しきりにそれを考へながら弥生町の方へ折れると...
牧野信一 「公園へ行く道」
...菊咲は本郷の弥生町に咲いて居ったのを見つけ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
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宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...最後が本郷弥生町であった...
武者金吉 「地震なまず」
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