...旦那様の弟御さまの亀之介さまが二時にお帰りになりまして...
海野十三 「地獄の使者」
...お国の弟御さんへのお土産に...
鈴木三重吉 「桑の実」
......
直木三十五 「南国太平記」
...文之丞様の弟御の兵馬様...
中里介山 「大菩薩峠」
...弟御さんの仇を討つ心算(つもり)で同じ町内に住んだのでせうね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...伊豆(いづ)屋の弟御」「店の者では?」「手代の國松...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...旦那の弟御の伯次さんは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...旦那の弟御の伯次さんは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後(のち)に弟御(おとうとご)さんが上京することになっても御都合が宜(よろ)しいでしょう」といった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「弟御さんも店へお出(いで)になりました」と...
森鴎外 「二人の友」
...貴方の弟御さんからスッカリ御事情を承りましたが……」「エッ...
夢野久作 「冥土行進曲」
...あえなく亡くなられた資朝(すけとも)卿の弟御...
吉川英治 「私本太平記」
...「こうさっそくに、事のはこびがついてきましたのは、まったくお差向けの薬師丸が双(ならび)ヶ岡(おか)へ見えたからでございまする」「お、薬師丸が、そちの許へたずねて行ったか」「されば、その薬師丸のみちびきで、資名どのの弟御、三宝院の僧、日野賢俊(けんしゅん)御坊にお会いできたのでございました」「ではその賢俊より院へ」「はい...
吉川英治 「私本太平記」
...骨肉の弟御(おととご)や異母子(いぼし)までが...
吉川英治 「私本太平記」
...その弟御をついには毒殺なさるとは」答「げに...
吉川英治 「私本太平記」
...弟御様を起してよ...
吉川英治 「源頼朝」
...九郎などという弟御のある事など...
吉川英治 「源頼朝」
...「いち度、お訪ねして、いろいろと、伺いたい事もあるし……」「ええ、どうぞ」「また、何かと、話したいこともあるが、実は、この間うち、脱藩した青砥弥助の口から、弟御へ、ちと、内密を洩らしてあるので、一角が、訪ねては」「丈八郎ならば、この頃は、相役が病気なので、たいがいな夜はおりませぬ...
吉川英治 「無宿人国記」
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