...私の主張に対して彼は弁駁した...
...あの議員は批判にも負けずに弁駁していた...
...彼女が不正を働いたという証言を弁駁した...
...彼の主張は一蹴され、友人たちから弁駁を受けた...
...あの演説には説得力がなく、聴衆から弁駁された...
...ドイルの弁駁詩二つの角度から(探偵小説変遷史)附...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...そのつもりでしきりに弁駁することが多い...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...エセックスもなにか弁駁しようとしたが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ミュラーの此弁駁は...
高木敏雄 「比較神話学」
...僕が弁駁(べんばく)を試みた僧侶のかたは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...次のような根本的かつ本質的なる命題を弁駁しておられる点に御注意なされませ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なんらの弁駁(べんばく)をもなさないで創作しつづけることだと考えるだけの聡明(そうめい)さを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...弁護士は容易に検事の論旨を弁駁(べんばく)することができ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その時わたくしは弁駁(べんばく)の辞をつくったが...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...続いてラフォルグの弁駁が出たが...
中原中也 「トリスタン・コルビエールを紹介す」
...すべて弁駁とか論戦とか言うことは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...私のどんな弁駁でも...
萩原朔太郎 「夏帽子」
...また誹謗と弁駁(べんばく)とその間に髪(はつ)を容(い)るべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...他人の惑いを解きてわが真理と思うところを弁ずるものを弁駁と名づく...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...または真の弁駁なるかを区別せんとするには...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...僕なら直ぐブン打ッてしまう」文三は黙してしまッてもはや弁駁(べんばく)をしなかッたが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...先生は躍起となって弁駁する...
武者金吉 「地震なまず」
...弁駁(べんばく)らしい事を言った...
森鴎外 「雁」
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