...彼女は人の心を弁別する力がある...
...あるニュース番組では、真偽を弁別するための情報が提供されている...
...弁別能力に優れた人材を求めている企業がある...
...弁別に問題がある人には、コミュニケーションがうまくとれないことがある...
...弁別を身につけるには、慣れと経験が必要だ...
...それは歓喜とも苦痛とも弁別(べんべつ)し難い性質のものだった...
芥川龍之介 「路上」
...今日にありてはその遺骨を弁別することあたわず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...謬説世を誤り訛伝(かでん)真を蔽ひ炯眼の士なほかつ之が弁別に苦(くるし)む...
津田左右吉 「史論の流行」
...それと日本の現実の状態とを弁別することなしに...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...その記載が歴史的事実であるかないかの弁別のみではなく...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...若しこれらの衣服の用法を弁別せずに...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...弁別的な推進力を備えた場合...
戸坂潤 「思想としての文学」
...私はそれを弁別しようと努力したがどうしてもわからなかつた...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...具体的内容と暗示的内容とを弁別するのは...
豊島与志雄 「小説の内容論」
...人間を弁別する特殊な眼が働くというのは...
豊島与志雄 「文学以前」
...大抵日常起る事物に就ては子供心にも善悪の弁別は付いているに...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...「支那人は個人の名称を弁別する...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...働きの大小軽重を弁別し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...そのこれを弁別せしむるものはなんぞや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...適当な救済の対象者を他から弁別し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「弁別しがたき無数の死者」とかなんとかいうような...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...管理と弁別とに存外の面倒がある...
柳田國男 「地名の研究」
...その誤解誇張を弁別する必要があるのはもちろんである...
柳田国男 「山の人生」
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