...夜店へ行けば廿銭位で売っています...
石川欣一 「山を思う」
...(此書は今天保十年より五百廿年前元亨二年東福寺の虎関和尚の作なり)かゝる奇怪の事を記すは仏者の筆癖(ふでくせ)なりと...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...来る九月廿四日の日曜日午前十時に下寺町(したでらまち)善慶寺へ御来臨願たく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...九月十日晴、二百廿日、行程三里、日奈久温泉、織屋(四〇・上)午前中八代町行乞、午後は重い足をひきずつて日奈久へ、いつぞや宇土で同宿したお遍路さん夫婦とまたいつしよになつた...
種田山頭火 「行乞記」
...十二月廿九日晴、紺屋町から春日駅へ、小春日和の温かさ...
種田山頭火 「行乞記」
...・南天の花へは蜂がきてこぼす・前田も植ゑて涼しい風炎天の鶏を売りあるく・田植べんとうはみんないつしよに草の上でカフヱーもクローバーもさびれた蓄音器の唄・雑草しづかにしててふてふくればそよぐ・ちぎられてもやたらに伸びる草の穂となつた改作附加笠きて簑きてさびしや田植唄はなく六月廿六日いつからとなく...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「其中日記」
...――六月廿七日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...酒飲は酒を飲む機会と口実とをつかむものである!七月廿一日晴...
種田山頭火 「旅日記」
...廿年の末に右の寄宿舎を設け...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...二月廿六日...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...廿九歳で後家(ごけ)になってから猶更(なおさら)パリパリしていた養母の亀吉は...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...建保七年二月八日の條に去月廿七日戍尅供養之時...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...彼は昨日は嫂の疎開先である廿日市町の方へ寄り...
原民喜 「夏の花」
...臨検の五時廿分まで一度も開きませんでした...
久生十蘭 「魔都」
...次は廿一人囲、次は十八人囲、この類は極て多し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...妹安廿四であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十月廿二日今日もよく晴れてゐた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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