...一月廿七日頃に於ては櫻島の東方黒神附近の海中に一部浮石の浮ぶを觀たるのみにして...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...聞く所によると作者近藤元といふ歌人はまだ下宿住ひをしてゐる廿一二の少年なそうだ...
石川啄木 「女郎買の歌」
...廿六日にはどうしても立たなければと云って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...米がなくなつて餅がある三月廿九日快晴...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火的時代といへるだらう)□一つの存在――十二月廿六日曇――晴...
種田山頭火 「其中日記」
...――三月廿六日――卅一日こんとんとして...
種田山頭火 「其中日記」
...一月廿一日曇、小雨...
種田山頭火 「其中日記」
...旅は私にあつては生活の切札だ!四月廿八日曇――晴...
種田山頭火 「道中記」
...早くも明治廿年以後であつたらう...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...廿八歳まで、霊肉一致の、恋愛至上主義に生きぬこうとした意志の強い女性の、ほんとにこれは、断片を語るにすぎないが、彼女が、泡鳴氏との同居に、頑固(かたくな)なほど身を守っていた明治四十三年は、幸徳(こうとく)事件があったりした時だった...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...はじめ頃廿人あまり集合してゐた同類も...
原民喜 「壊滅の序曲」
...この老人は廿日市町にいる兄が...
原民喜 「廃墟から」
...廿九」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昭和廿一年三月六日...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...十二月廿七日)(『横光利一全集』第二十三巻月報...
淀野隆三 「横光さんと梶井君」
...六月廿七日、近頃になく頭輕く眼が覺めた...
若山牧水 「水郷めぐり」
...U―君は十九か廿歳、M―君は廿六七、その二人のがつしりとした山國人の體格を見、明るい顏を見てゐると私は何かしら嬉しくて、飮めよ喰べよと無理にも強ひずにはゐられぬ氣持になつてゐたのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...十月廿二日...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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