...この町には廃寺がたくさんある...
...廃寺を修復するプロジェクトが進んでいる...
...どうして廃寺になったのか、歴史を調べてみると面白い...
...観光客が多数訪れる有名な廃寺があるそうだ...
...廃寺の周辺には、美しい自然が広がっている...
...今は見る陰もなく荒れ果てて一見廃寺としか思われぬ古寺であった...
橘外男 「逗子物語」
...かうして田舎(ゐなか)の廃寺の中にひとり生活してゐるといふことが不思議に思はれた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...悟空はかかる廃寺こそ究竟(くっきょう)の妖怪(ようかい)退治の場所だとして...
中島敦 「悟浄歎異」
...廃寺に一夜(いちや)をあかした時...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...薪(まき)と藁(わら)を積んだ小さい廃寺の中に入って行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...廃寺のような寺があったり...
林芙美子 「田舎がえり」
...見すてられたような廃寺の庭の夏草の茂みのなかから拾い上げた瓦(かわら)がよく見ると明治のやつだったりして...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...九品仏は今は殆ど廃寺に等しい...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...然るに近い頃に嶺松寺は廃寺になったというのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...廃寺のようになったのであった...
森鴎外 「独身」
...廃寺の一院を補修したにすぎない行宮だ...
吉川英治 「私本太平記」
...まるでたましいのない廃寺のように...
吉川英治 「親鸞」
...もう荒れ果てた廃寺があった...
吉川英治 「親鸞」
...あのような廃寺においては...
吉川英治 「親鸞」
...いまは廃寺同様に荒れはて...
吉川英治 「平の将門」
...星越(ほしごえ)とこの山の中間にあたる廃寺からのがれだして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...私は遥かなる森の廃寺の前に立つて...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...叶って私の泊る事になった寺は殆んど廃寺にちかい荒寺で...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
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