...小娘のくせに度胸がある...
高見順 「いやな感じ」
...そんな度胸があるものか! やつらは外聞の悪い騒動を恐れるに違いない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...恨む度胸があるか?)右源太は誰よりも...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...「だあれ!」と女はおどおどしながらとがめたけれど、存外、度胸があるのか、この不意の侵入者に対しても、世の常の女が騒ぐほど、騒いではいないらしいのが不思議です...
中里介山 「大菩薩峠」
...お松さんという子は度胸があるから……」与八は...
中里介山 「大菩薩峠」
...でもわりあいに度胸があるんですよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当度胸があるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれだけの度胸があるものかと...
中里介山 「大菩薩峠」
...暴漢は腕と度胸があるに違いありません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...キミの奥さんはそんなに勇気や度胸があるようには見えないけど...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...「度胸があるな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...お前は冷静で度胸があるなあ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...向こう見ず、くそ度胸がある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ほんたうの度胸があるわけでもないのに...
牧野信一 「サクラの花びら」
...「腹を切る度胸があるか?」母は斯う叫んで拳を震はせた...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...女ってものはたいした度胸があるんだな...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...よっぽどの度胸があるに違いない...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...どうしてあれだけの糞度胸があるのだろうとみんな舌を捲いた...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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