...彼がその大金を持っていたことには度胆を抜かれた...
...彼女の美貌には度胆を抜かれた...
...彼の発言には度胆が抜けた...
...驚愕の展開には度胆を抜かれた...
...彼の技術には度胆を抜かれた...
...続いて起る物凄い叫び声に本庄は度胆をぬかれた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...車掌も運転手も度胆をぬかれて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...度胆(どぎも)を抜(ぬ)かれましたが...
田中英光 「オリンポスの果実」
...女のうろたえように度胆を抜かれて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...すっかり度胆を抜かれているところだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...子供たちに度胆(どぎも)を抜かれたという始末です...
中里介山 「大菩薩峠」
...少なからず度胆(どぎも)を抜かれたように...
中里介山 「大菩薩峠」
...その人の全く思いもかけない風采(ふうさい)の人であったから度胆をぬかれたのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...この場の死人の山には全く度胆を失って...
中里介山 「大菩薩峠」
...度胆を抜かれたわい」と三浦は歪んだ笑顔をしてゐた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...すっかり度胆をぬかれてしまって...
久生十蘭 「キャラコさん」
...お神楽を踊って憲兵の度胆をぬいてやろうと思うんだ」「憲兵をそんなに馬鹿にしていいのかね...
久生十蘭 「ノア」
...誰よりも甚く度胆を抜かれて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...私は同行者のこの危険この上ない姿勢にまったく度胆(どぎも)を抜かれてしまい...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...貴下の度胆を抜き...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...一分間に何十発と聞いてまず度胆を抜かれる...
山本笑月 「明治世相百話」
...「いかがです」私は少々度胆を抜かれた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...かなり度胆を抜かれているので...
吉川英治 「剣難女難」
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