...彼がその大金を持っていたことには度胆を抜かれた...
...彼女の美貌には度胆を抜かれた...
...彼の発言には度胆が抜けた...
...驚愕の展開には度胆を抜かれた...
...彼の技術には度胆を抜かれた...
...度胆を抜かれて「アッ」と立ちすくんでしまった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...私はびしょ濡れになって度胆を抜かれ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...とにかく一応は度胆をぬかれるであろう...
太宰治 「如是我聞」
...女のうろたえように度胆を抜かれて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...その言葉も彼等の度胆(どぎも)を抜くに充分なものでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この淡泊極まる待遇(あしらい)に度胆を抜かれたというよりも...
中里介山 「大菩薩峠」
...勘のいいのにも度胆を抜かれるよ」「久助君が来たのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...三十十二分にマドロスの度胆を抜いてから...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は度胆を抜かれた...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...ちよつと度胆を抜かれた...
原民喜 「小さな村」
...お神楽を踊って憲兵の度胆をぬいてやろうと思うんだ」「憲兵をそんなに馬鹿にしていいのかね...
久生十蘭 「ノア」
...われわれはちょっと度胆をぬかれましたけれども...
久生十蘭 「ハムレット」
...こうして不意に相手の度胆を抜いておいて...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...思はず度胆を抜かれて...
牧野信一 「父を売る子」
...一人が度胆(どぎも)を抜かれたような声で「血だえっ」と叫んだ...
山本周五郎 「青べか物語」
...「いかがです」私は少々度胆を抜かれた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...何分そのときはもう度胆がぬかれてをりましたし...
横光利一 「マルクスの審判」
...いきなり度胆を抜くこの仕掛けには矢代も不快にならざるをえなかった...
横光利一 「旅愁」
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