...もしそれ真に学に志さんとするものはもとより遠く塵寰(じんかん)を脱して世潮の浮沈を度外に置くを要するや言を俟(ま)たざるなり...
津田左右吉 「史論の流行」
...毀譽褒貶は度外に置くべしだ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...毀誉褒貶は度外に置くべしだ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...従つて個人としての同情や反感を度外に置くと...
夏目漱石 「点頭録」
...度外に置く訳である...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...此の點に於ては如何にしても下層人民を度外に置くことは出來なかつた...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...之を度外に置くも何ぞ國の榮辱に關することあらんや...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...其無禮は恰も折助の亂暴の如くして之を度外に置く可きを知り...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
便利!手書き漢字入力検索