例文・使い方一覧でみる「率先して」の意味
スポンサーリンク...日本主義者は空論するよりも率先してこれを実行せねばならぬ... 
石原莞爾 「最終戦争論」
...その塗込作業に率先して働いたのが丸山技師です...
大阪圭吉 「坑鬼」
...察するところこれは小出氏が率先して此地に來てそれから他を勸誘したものであらうと思はれた...
高濱虚子 「横山」
...今率先してこれに着手したのは同大学の美挙といわねばならぬ...
寺田寅彦 「話の種」
...當社は燃料國策の立場から率先して或る程度の犧牲を覺悟の上蓄電池自動車の製作に着手しましたが...
豐田喜一郎 「トヨタ電氣自動車試作」
......
仁科芳雄 「日本再建と科學」
...率先してとなえていたことである...
蜷川新 「天皇」
...率先して開戦を叫んだ...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...華胄界（かちゅうかい）に率先して開戦論をとなえ...
久生十蘭 「湖畔」
...早朝の荷役のときには、さびしい未明から、一人で、組内の仲仕を起してまわり、仕事の段取りも、跡始末も、率先してやった...
火野葦平 「花と龍」
...妻女も位牌（いはい）も連れて率先して出かけていた...
本庄陸男 「石狩川」
...確に或る国は率先して華々しく救済の任務を負い始めた...
宮本百合子 「アワァビット」
...皇室が率先して米の収穫を重んじられ...
柳田国男 「故郷七十年」
...率先して国民に範を示すべきであるに拘わらず...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...率先して洋服を著け...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...率先して突きこんで来た浅井勢は...
吉川英治 「新書太閤記」
...一人の弥次馬が、暴行に率先して、悪戯（あくぎ）の範を垂れると、火がつくように浮かされている人間の渦が、いちどに、「わあっ」と、喝采をあげて、「外道（げどう）めっ――」とまた、石を抛（ほう）り投げた...
吉川英治 「親鸞」
...率先して自分が使いに走り出した...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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