...学匠は忽ち底気味悪いほくそ笑みを洩しながら...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...底気味悪い家の容子(ようす)にも頓着せず...
芥川龍之介 「妖婆」
...それでいて何となく底気味悪い不吉な予感に襲われるのでございます...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...何か底気味悪い感じを匪賊たちに与えたようでもありました...
豊島与志雄 「立札」
...どうしても手を突き込めない様な底気味悪い冷やかさがただよって居る...
宮本百合子 「後庭」
...底気味悪いサイレンは断続してひびいてくる)5夜の会堂...
三好十郎 「その人を知らず」
...全く音響のはたと停った底気味悪い瞬間...
横光利一 「上海」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??