...一体、どこまで蟻田博士はえらいのだか、そのえらさ加減は、底が知れない...
海野十三 「火星兵団」
...十八になった今日では与八の力は底が知れないといわれている...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分というものの馬鹿さかげんこそ底が知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...どのくらい強いか底が知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...字学の出来ることは底が知れない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほとんど底が知れない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...あんな人は本当に底が知れないと思います」「それだけか」「え」お静は極り悪そうに俯向(うつむ)きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前の馬鹿は底が知れない」「バアと飛び出しや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殆(ほと)んど底が知れないでしょう...
夢野久作 「狂人は笑う」
...朝鮮官吏の低能と来たら底が知れない...
夢野久作 「爆弾太平記」
...ちょっと底が知れない男です」「それほどな才略を...
吉川英治 「三国志」
...余り無沙汰するなよ」かれの粋狂(すいきょう)は底が知れない...
吉川英治 「新書太閤記」
...釈迦(しゃか)に説法ですけれどさ」「いや色道(しきどう)は底が知れないよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...腹の底が知れないので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...父のは底が知れないと...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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