...ガランとしたこの室には...
海野十三 「見えざる敵」
...ガランとした、ひろい舞台うらには、小さなはだか電灯が、ところどころにぶらさがっているばかりで、しばらくは、なにも見えません...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...ガランとした広い部屋で...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...明るいガランとした本屋(ほんおく)のホームで...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...其処らじゅう明るくガランとして居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ガランとした部屋の中...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...ガランとしていた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...二つ三つガランガランとやると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ガランとした埃(ほこり)だらけの長い廊下をのぞいていた...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...錠口でガランガランと鈴の音がする...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ガランとした家の中には寒い風が流れてゐる...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...当直だけのこっているガランとした高等係室の奥の入口のところに膝を組んでかけ...
宮本百合子 「刻々」
...客は去つてしまつてガランとしてゐる...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...暗くなる)4ガランとした柔剣道道場...
三好十郎 「その人を知らず」
...ガランとしているのは以前どおりだが...
三好十郎 「その人を知らず」
...ガランとしていた評定(ひょうじょう)の間(ま)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...時雨堂の中はガランとしていて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...(小田君はどんな素晴らしい夢を見ることだろう)そう思うとなんとも例えようのない程嬉しくなって時々こみ上げて来る笑いを怺(こら)えきれず二人きりのガランとした部屋の空気をクックックッと震わしたりしました...
蘭郁二郎 「歪んだ夢」
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