...おとうさまのうしろの床の間を見つめたまま...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...床の間に安置してあるものと寸分(すんぶん)ちがわない五重の塔が...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...そんな場合には何をおいても床の間の抛入の佗助の花を見ることだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...俺は床の間の横の地袋のなかに隠しておいた...
高見順 「いやな感じ」
...床の間寄りの食卓をかこんで試験官が六人...
太宰治 「正義と微笑」
...昨夜はあの床の間に...
谷崎潤一郎 「鍵」
...床の間に山水花鳥の掛け物をかけるのもまたそのバリアチオンと考えられなくもない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...役人二人は床の間を背にして大火鉢の前に睥睨(へいげい)している左右に...
中里介山 「大菩薩峠」
...床の間には肩衣(かたぎぬ)をした武将の像が一つ...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊太夫の座敷の床の間の髑髏(どくろ)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...床の間には安並と杉枝達の父親...
林芙美子 「婚期」
...三尺の床の間に一間の押入れがついてゐる...
林芙美子 「瀑布」
...泣くにも人目を恥れば二階座敷の床の間に身を投ふして忍び音の憂き涕...
樋口一葉 「にごりえ」
...七草粥にする前に暫く床の間に置いて楽しまれたということである...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...彼方(かなた)の床の間の鴨居(かもい)には天津(てんしん)の肋骨(ろっこつ)が万年傘に代へてところの紳董(しんとう)どもより贈られたりといふ樺色(かばいろ)の旗二流おくり来しを掛け垂(たら)したる...
正岡子規 「病牀六尺」
...第六回夜具戸棚(とだな)に隣りたる一間の床の間には...
三宅花圃 「藪の鶯」
...床の間付きの八畳に次の間六畳という洒落(しゃれ)た建築...
山本笑月 「明治世相百話」
...床の間から退(さ)がった...
吉川英治 「新書太閤記」
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