例文・使い方一覧でみる「幾許」の意味


スポンサーリンク

...しかしこれが為め英国の学術上の名声を高めたことは幾許(いくばく)であったろうか...   しかしこれが為め英国の学術上の名声を高めたことは幾許であったろうかの読み方
愛知敬一 「ファラデーの伝」

...打開の次に幾許もなく弛緩の時期が襲來する...   打開の次に幾許もなく弛緩の時期が襲來するの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...社会に幾許かあるべき...   社会に幾許かあるべきの読み方
伊藤左千夫 「家庭小言」

...』これによつて見ると現代はかのウエンデル・フイリツプスを障げた当時の状態から幾許も進んではゐないのである...   』これによつて見ると現代はかのウエンデル・フイリツプスを障げた当時の状態から幾許も進んではゐないのであるの読み方
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」

...麦幾許を納めなければ永劫にあらしがあるなどと嚇(おど)す...   麦幾許を納めなければ永劫にあらしがあるなどと嚇すの読み方
大杉栄 「奴隷根性論」

......   の読み方
田中貢太郎 「愛卿伝」

...伝には「爾来以二精進法界之霊場一為二殺生汚穢之猟地一幾許狼藉不道不レ遑二枚挙一也」と記し...   伝には「爾来以二精進法界之霊場一為二殺生汚穢之猟地一幾許狼藉不道不レ遑二枚挙一也」と記しの読み方
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」

...幾許(いくら)直してくれと言って催促してもなか/\職人を寄越さない...   幾許直してくれと言って催促してもなか/\職人を寄越さないの読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...幾許(いくら)でもなかった...   幾許でもなかったの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...着替や頭髪(あたま)の物などと一緒に持っていた幾許(いくら)かの金も...   着替や頭髪の物などと一緒に持っていた幾許かの金もの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...幾許(いくら)も残らないような苦しい三十日(みそか)が...   幾許も残らないような苦しい三十日がの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...仲人がそのうち幾許(いくら)はねたかといふやうな事まで...   仲人がそのうち幾許はねたかといふやうな事までの読み方
徳田秋声 「チビの魂」

...大隈伯は日本に於ける當今有數の大政治家なりされど其の政黨の首領として果して幾許の同化力を有するや其分量の大小多少は...   大隈伯は日本に於ける當今有數の大政治家なりされど其の政黨の首領として果して幾許の同化力を有するや其分量の大小多少はの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...よつて事實と傳説との間に幾許かの變化を經て來たものであるといふことが考へられるのである...   よつて事實と傳説との間に幾許かの變化を經て來たものであるといふことが考へられるのであるの読み方
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」

...たいへんなる痛手にて最早余命幾許(いくばく)も無之(これなく)と存候(ぞんじそうろう)...   たいへんなる痛手にて最早余命幾許も無之と存候の読み方
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」

...遥かの空に白雲とのみ見つるが上に兀然(こつぜん)として現われ出でたる富士ここからもなお三千仞はあるべしと思うに更にその影を幾許の深さに沈めてささ波にちぢめよせられたるまたなくおかし...   遥かの空に白雲とのみ見つるが上に兀然として現われ出でたる富士ここからもなお三千仞はあるべしと思うに更にその影を幾許の深さに沈めてささ波にちぢめよせられたるまたなくおかしの読み方
正岡子規 「旅の旅の旅」

...材料の点から見ても幾許(いくばく)かの無理を常に感じる...   材料の点から見ても幾許かの無理を常に感じるの読み方
柳宗悦 「樺細工の道」

...幾許くかのデカダンスが巣喰ひ始めた時であつた...   幾許くかのデカダンスが巣喰ひ始めた時であつたの読み方
淀野隆三 「思ひ出づるまゝに」

「幾許」の読みかた

「幾許」の書き方・書き順

いろんなフォントで「幾許」


ランダム例文:
岩水   種芸   利害得失  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
百姓一揆   誘致合戦   簡素化  

スポンサーリンク

トップへ戻る