例文・使い方一覧でみる「幾許」の意味


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......   の読み方
饗庭篁村 「木曾道中記」

...併し幾許もなく魂は外物に飽和する...   併し幾許もなく魂は外物に飽和するの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...既に幾許か心を動かさぬ訣にゆかなかつた...   既に幾許か心を動かさぬ訣にゆかなかつたの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...幾許(いくばく)もなく...   幾許もなくの読み方
伊藤野枝 「乞食の名誉」

...幾許もプロレタリヤ解放の物質的條件を見出すことが出來ないで...   幾許もプロレタリヤ解放の物質的條件を見出すことが出來ないでの読み方
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」

...私も幾許(いくら)何でもまさか其様なことは無いであろうと思っていたが...   私も幾許何でもまさか其様なことは無いであろうと思っていたがの読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...幾許思ったって仕方がない...   幾許思ったって仕方がないの読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...幾許自分にしても傍(はた)で見ているように理由(わけ)もなく...   幾許自分にしても傍で見ているように理由もなくの読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...ここから幾許(いくら)もない生家(さと)を見舞った姉は...   ここから幾許もない生家を見舞った姉はの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...幾許(いくら)も残らないような苦しい三十日(みそか)が...   幾許も残らないような苦しい三十日がの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...彼女はおみやげと幾許かの金を持って...   彼女はおみやげと幾許かの金を持っての読み方
豊島与志雄 「不肖の兄」

...又近所の小供も幾許(いくら)もある...   又近所の小供も幾許もあるの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...まだ幾許か残っていたので...   まだ幾許か残っていたのでの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...彼は幾許(なにがし)かの勘定を払って戸外(そと)へ出た...   彼は幾許かの勘定を払って戸外へ出たの読み方
松本泰 「緑衣の女」

...だが幾許の品が人智のみで道を切り開き得たであろう...   だが幾許の品が人智のみで道を切り開き得たであろうの読み方
柳宗悦 「苗代川の黒物」

...幾許(いくばく)の量を示し...   幾許の量を示しの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...今日吾々の記憶し自覚し得るところのものは果して幾許(いくばく)であろうか...   今日吾々の記憶し自覚し得るところのものは果して幾許であろうかの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...その中から幾許(いくばく)かの小粒銀を取ってそこへ置いた...   その中から幾許かの小粒銀を取ってそこへ置いたの読み方
山本周五郎 「長屋天一坊」

「幾許」の読みかた

「幾許」の書き方・書き順

いろんなフォントで「幾許」


ランダム例文:
口淋しい   水栓   斜子  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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