...幾日も寝不足続きで、体調が良くない...
...今から幾日かけて計画を練りたいと思います...
...昨日までの幾日間は、忙しく仕事に追われていた...
...出発までに幾日か余裕をもって準備をしたい...
...幾日か前に会った友達に会いたいと思っている...
...私の狆の作が陳列されて幾日目かに会場へ後藤貞行氏という馬車門の彫刻家が見物に来ました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その幾日かも過ぎると...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...幾日も頬に剃刀(かみそり)を当てたことがないので...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...ふたの落ちたのをそのままに幾日も台所のすみにほうり出してあるのを発見したりするとはなはだ心細いたよりないような気がするのであった...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...幾日の何時頃逢いましょうと...
豊島与志雄 「明日」
...幾日も幾週間も書きつづけた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幾日も無言の対話にふけった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まだ暑(あつ)い空氣(くうき)を冷(つめ)たくしつゝ豪雨(がうう)が更(さら)に幾日(いくにち)か草木(くさき)の葉(は)を苛(いぢ)めては降(ふ)つて/\又(また)降(ふ)つた...
長塚節 「土」
...まじまじとして幾日か過ぎてゐた...
長谷川時雨 「夏の夜」
...月(つき)の幾日(いつか)は説教日(せつけうび)の定(さだ)めもあり帳面(ちやうめん)くるやら經(けう)よむやら斯(か)くては身體(からだ)のつゞき難(がた)しと夕暮(ゆふぐ)れの縁先(ゑんさき)に花(はな)むしろを敷(し)かせ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...そういう沈鬱な日がまた幾日かつづいた...
久生十蘭 「ノア」
...縁側へ落ち葉が散りしいたのが幾日も掃かずにそのままになっていることがある...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...ともあれ私は幾日を費しても...
牧野信一 「剥製」
...夏は過ぎて、郊外では、とうに樹々の葉も黄ばみはじめ、市中では、すでに幾日も、あらゆる街角をめぐって、風がうなっていると同時に、溝の中には、汚ない小流れがほとばしっている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...生(なま)で食べられる日は幾日(いくにち)もないから...
柳田国男 「母の手毬歌」
...何事ですか」「この三日月の宿所で、数日休息はなりますまいか」「ま、もう幾日か、ご辛抱ねがわしゅう存じます...
吉川英治 「私本太平記」
...幾日も空しく送っているという法はなかろう...
吉川英治 「源頼朝」
...幾日かかったら出来るというものではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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