...幾日も寝不足続きで、体調が良くない...
...今から幾日かけて計画を練りたいと思います...
...昨日までの幾日間は、忙しく仕事に追われていた...
...出発までに幾日か余裕をもって準備をしたい...
...幾日か前に会った友達に会いたいと思っている...
...「あれは先月の幾日だったかな? 何でも月曜か火曜だったがね...
芥川龍之介 「一夕話」
...その三月の幾日だかには...
芥川龍之介 「妙な話」
...低温度(たとえば氷室の中)では幾日もの間貯蔵しておいても大してその発芽能力を失うようなことはないが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...死ぬまでに猶幾日かの間があるとすれば...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...わたくしは幾日かを狂人相手に暮すべく...
上村松園 「花筐と岩倉村」
...恐(おそら)くは渺茫(びょうぼう)たる大洋(わだつみ)の中に幾日かを送る航海者に取りては...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そこに倒れたまま幾日も幾日も呻(うな)っていたが...
海野十三 「地球盗難」
...幾日かそのまゝに置かれてあつた...
小穴隆一 「一顆の栗一顆の小なし」
...幾日も房子の容態ははかばかしくなかった...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...其時は幾日も降り續きて山が崩れたといふ騷ぎ橋が落ちるといふ騷ぎでお客さんは出ることもはいることも出來ないでみんなが毎日こぼして居ましたとまあちやんがいつた...
長塚節 「痍のあと」
...幾日ぶりかで二度目の速達便が來た...
長谷川時雨 「おとづれ」
...三日目……まだ幾日(いくか)苦しむ事であろう? もう永くはあるまい...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...――眠れぬ夜が幾日となく続いた...
牧野信一 「裸虫抄」
...夏は過ぎて、郊外では、とうに樹々の葉も黄ばみはじめ、市中では、すでに幾日も、あらゆる街角をめぐって、風がうなっていると同時に、溝の中には、汚ない小流れがほとばしっている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...青海の波しづかなるさまを舞ふ若き心は下に鳴れども (晶子)朱雀(すざく)院の行幸は十月の十幾日ということになっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...きょうは幾日?」そう言っただけで...
室生犀星 「音楽時計」
...近所の者すら古井戸でおざれば……たれも幾日も知らなんだ」ひとり語りである...
吉川英治 「大岡越前」
...それから幾日かの後...
吉川英治 「平の将門」
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