...幾日も寝不足続きで、体調が良くない...
...今から幾日かけて計画を練りたいと思います...
...昨日までの幾日間は、忙しく仕事に追われていた...
...出発までに幾日か余裕をもって準備をしたい...
...幾日か前に会った友達に会いたいと思っている...
...死ぬまでになお幾日かの間があるとすれば...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...「鉄の鞭で手前を引ッぱたくぞ」幾日かのあとで...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...その頃父は幾日間も...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...その幾日かも過ぎると...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...年暮(くれ)から春へかけて幾日(いくか)となく続いた...
徳田秋声 「爛」
...幾日もの間、仕事の上にかがみ込みながら、みずから自分をだまかしては喜んでいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今度は雲一ツ見えないやうな晴天が幾日(いくにち)と限(かぎ)りもなくつゞいた...
永井荷風 「すみだ川」
...たとえば、この行程幾日、もし間違って横へ走っても何日――その間の地理学上、よし絶食しても幾日の間――そういうことの予算をちゃんと胸に畳んで走りもし、逃げもし、変通もしていたのですが、今回は、なにしろはじめての奥州路、その用意をするにも、しないにも、その機会と材料とを絶対に与えられない縄抜けの身となって、着のみ着のままで仙台領を脱走して来たのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから幾日もたたないうちに...
野口雨情 「虹の橋」
...浅ましの光景に名香は燃え尽きたそれから幾日かの間...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...幾日も幾日も機をうかがい...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...あんたなんだつて四十幾日つてものは...
水野仙子 「四十餘日」
...ちょっとした菓子なども口にせず起き上がらないまま幾日かたった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...果たして幾日あったろうか...
吉川英治 「新書太閤記」
...下痢幾日青葉若葉も眩(めくるめ)く一同朝食...
吉川英治 「随筆 新平家」
...また幾日かをおいて来ることを約した...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...神林の中の清女たちと幾日でも暮してみることも好ましくて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...幾日も、酒へ酒をあびていたような匂いが父のからだから発散する...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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