...幾日も寝不足続きで、体調が良くない...
...今から幾日かけて計画を練りたいと思います...
...昨日までの幾日間は、忙しく仕事に追われていた...
...出発までに幾日か余裕をもって準備をしたい...
...幾日か前に会った友達に会いたいと思っている...
...(三)から風の幾日も吹きぬいた挙句(あげく)に雲が青空をかき乱しはじめた...
有島武郎 「カインの末裔」
...幾日も幾日もつづきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「お墓の中の坊や」
...それから幾日と経たないのちのことだった...
海野十三 「蠅男」
...その後、幾日かを経て、三枝未亡人はまた東雲師宅へ参られ、申すには、東雲さん、今日は妙なことをちょっとお願いしたいので参りましたが、実はこれを貴君(あなた)に始末して頂こうと思って持って参じましたといって風呂敷包(ふろしきづつ)みを解かれると、中に絹の服紗(ふくさ)に包んだものが米ならば一升五合もあろうかと思うほどの嵩(かさ)になっている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...御内所の方は幾日ゐたつて介意(かま)やしませんわ...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...または幾日も長椅子(いす)に横たわっていなければならなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幾日も黙っていられる方は珍らしいですよ...
豊島与志雄 「反抗」
...もう幾日の生命でもない...
豊島与志雄 「病室の幻影」
...終に寝たままで幾日か経て藩地の三津浜へ着いた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それが幾日(いくか)続いたか彼は知らなかった...
夏目漱石 「道草」
...幾日航海をつづけようとするのか...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
......
広海大治 「サガレンの浮浪者」
...あの女は幾日か――時には何週間も――正氣(しやうき)に返るときがあつて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...この幾時間ものあいだ――あるいはおそらく幾日ものあいだ――いま初めて私は考えた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...日はもう十幾日ぞ...
吉川英治 「三国志」
...だが――どうしたのだろう? 幾日たっても...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あと幾日もない)と思って眠る夜ごとに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...幾日か山の中に寢泊りして出て來た三人が思ひがけぬこの匂ひの煮え立つのを嗅いで胸をときめかせてゐるのもよく解つた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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