...幾日も寝不足続きで、体調が良くない...
...今から幾日かけて計画を練りたいと思います...
...昨日までの幾日間は、忙しく仕事に追われていた...
...出発までに幾日か余裕をもって準備をしたい...
...幾日か前に会った友達に会いたいと思っている...
...もう幾日位辛抱しろ...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...さてそれから幾日経ってのことか忘れたがね...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...厭わしいような日が幾日も続いた...
徳田秋声 「黴」
...今日を一体幾日だと思ってるの?」「今日は歳暮(くれ)の二十八日さ...
豊島与志雄 「神棚」
...幾日かかると耳に入るか...
直木三十五 「南国太平記」
...子分の八五郎は幾日目かの顔を見せました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世(よ)をうみ梅實(うめ)の落(おつ)る音(おと)もそゞろ淋(さび)しき日(ひ)を幾日(いくひ)...
一葉稿 「五月雨」
...暫くぶりで熱海へでも行つて見ようか?」彼が幾日経つてもぼんやりしてゐるばかりで...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...この頃芸術と人生の上に深い大きな懊悩があるとかえって何日か私は酒を断つのは(これを書いている今日もまた幾日かずつの第三次禁酒を断行している)青春惨酔の日の己れを思って...
正岡容 「わが寄席青春録」
...幾日かして惟光が出て来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「幾日もろくに眠らなかったようだから」「じゃあおれは店(みせ)までいって来よう」とさぶの云うのが聞えた...
山本周五郎 「さぶ」
...だが幾日か落ちて行くうち...
吉川英治 「三国志」
...ところがその神木の幹は、鋸(のこぎり)の刃も斧もてんで受けつけないということで、幾日経っても、材木は運ばれてこなかった...
吉川英治 「三国志」
...生涯そんな人中では幾日心からたのしい日を持てるだろうか...
吉川英治 「私本太平記」
...火と火一鹿(しし)ヶ谷(たに)の法勝寺(ほっしょうじ)は、月に幾日かは、必ず法話や専修念仏の衆会(しゅうえ)が催されるのに、この十一月(しもつき)から師走(しわす)になってからは、(住蓮が病気のために)といって、一回もそれがなかった...
吉川英治 「親鸞」
...髪は幾日洗わないのか鳥の巣みたいにもじゃもじゃしていて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あれから幾日も経(た)たないうちにまたあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...幾日も、酒へ酒をあびていたような匂いが父のからだから発散する...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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