例文・使い方一覧でみる「幾分か」の意味


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...唯鴛鴦(をしどり)は鷺(さぎ)よりも幾分か器量は悪いかも知れない...   唯鴛鴦は鷺よりも幾分か器量は悪いかも知れないの読み方
芥川龍之介 「鷺と鴛鴦」

...それだけでも東京市民の顔は幾分か柔らかく快いものになりはしまいかと思われる...   それだけでも東京市民の顔は幾分か柔らかく快いものになりはしまいかと思われるの読み方
寺田寅彦 「電車と風呂」

...その用い方は幾分か気の方が心理的であり...   その用い方は幾分か気の方が心理的でありの読み方
中井正一 「言語は生きている」

...それによって長吉はやみがたい心の苦痛が幾分か柔(やわら)げられるような心持がした...   それによって長吉はやみがたい心の苦痛が幾分か柔げられるような心持がしたの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...幾分か人の目につく場所を流れていたような事から...   幾分か人の目につく場所を流れていたような事からの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...能登守に幾分か同情を持っている者は...   能登守に幾分か同情を持っている者はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...幾分か荒(すさ)みきった生活に経済的に潤いが出来たらしく...   幾分か荒みきった生活に経済的に潤いが出来たらしくの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...これらは幾分か片方で切りつめてこの余った energy をこの方に向ける...   これらは幾分か片方で切りつめてこの余った energy をこの方に向けるの読み方
夏目漱石 「おはなし」

...「そうさ」と幾分かさげすむように聞き流して...   「そうさ」と幾分かさげすむように聞き流しての読み方
夏目漱石 「坑夫」

...幾分か根本義の解釈にもなろうかと存じて...   幾分か根本義の解釈にもなろうかと存じての読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...幾分かそれは樂しさうな調子にさへなるのでした...   幾分かそれは樂しさうな調子にさへなるのでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...それというが幾分か境遇の然らしめた所も有ったらしい――というのは...   それというが幾分か境遇の然らしめた所も有ったらしい――というのはの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...それからグリーンと赤とを幾分か強めていざ岬の突鼻に筆を下さうとした時...   それからグリーンと赤とを幾分か強めていざ岬の突鼻に筆を下さうとした時の読み方
牧野信一 「清一の写生旅行」

...」「そんなことが出来るか?」「…………」私は、山村から薬のことや、食物のことなど細い注意を教はつて、それだけさへ守つてゐれば兎に角治ると云はれたので、それ位いのことならば堅く守らうと決心して、幾分か安心した...   」「そんなことが出来るか?」「…………」私は、山村から薬のことや、食物のことなど細い注意を教はつて、それだけさへ守つてゐれば兎に角治ると云はれたので、それ位いのことならば堅く守らうと決心して、幾分か安心したの読み方
牧野信一 「妄想患者」

...幾分か声を和(やわら)げていった...   幾分か声を和げていったの読み方
松本泰 「緑衣の女」

...幾分か明かになります...   幾分か明かになりますの読み方
柳田國男 「日本の伝説」

...幾分かの餘力を生じて來るのではあるまいか...   幾分かの餘力を生じて來るのではあるまいかの読み方
吉川英治 「折々の記」

...七時幾分かにわたくしたちの汽車は吉松に停まつた...   七時幾分かにわたくしたちの汽車は吉松に停まつたの読み方
吉田絃二郎 「八月の霧島」

「幾分か」の書き方・書き順

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