例文・使い方一覧でみる「幾分か」の意味


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...幾分か減却したような感じがあった...   幾分か減却したような感じがあったの読み方
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」

...その人は確に幾分か千里眼に近いのに相違ない...   その人は確に幾分か千里眼に近いのに相違ないの読み方
芥川龍之介 「上海游記」

...幾分か影響してゐるだらう...   幾分か影響してゐるだらうの読み方
芥川龍之介 「小説の読者」

...それだけでも東京市民の顔は幾分か柔らかく快いものになりはしまいかと思われる...   それだけでも東京市民の顔は幾分か柔らかく快いものになりはしまいかと思われるの読み方
寺田寅彦 「電車と風呂」

...幾分か顔が熱くなった...   幾分か顔が熱くなったの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...僕はこれで幾分か姉の心を柔らげ得たものと信じて十一時頃また電車で矢来へ帰って来た...   僕はこれで幾分か姉の心を柔らげ得たものと信じて十一時頃また電車で矢来へ帰って来たの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...幾分か排外的にもした...   幾分か排外的にもしたの読み方
夏目漱石 「明暗」

...しかし用意が行き届いていただけに幾分か損害が軽かったかも知れぬ...   しかし用意が行き届いていただけに幾分か損害が軽かったかも知れぬの読み方
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」

...幾分か生徒の身に実(じつ)の利益をつけて...   幾分か生徒の身に実の利益をつけての読み方
福沢諭吉 「小学教育の事」

...こう気が附(つい)て見ると文三は幾分か恨(うらみ)が晴れた...   こう気が附て見ると文三は幾分か恨が晴れたの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...と云った祖母の言葉にお関は幾分か力を得て...   と云った祖母の言葉にお関は幾分か力を得ての読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...その好い恰好は必ず幾分か誇張せられる...   その好い恰好は必ず幾分か誇張せられるの読み方
森鴎外 「雁」

...幸か不幸かわたしの話が幾分かでも判つたと見えて...   幸か不幸かわたしの話が幾分かでも判つたと見えての読み方
森律子 「三度會つた巡査」

...幾分かゆるされ*てよいのである...   幾分かゆるされ*てよいのであるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...幾分かずつ対等を欠いて来ている...   幾分かずつ対等を欠いて来ているの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...そのたびに幾分か脚を早めた...   そのたびに幾分か脚を早めたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...自分では、摺(す)り切れてしまったと思っていた武士根性が、まだ幾分か、どこかに潜んでいたかとも苦笑されて、「うまく、兵部に抱き込まれた...   自分では、摺り切れてしまったと思っていた武士根性が、まだ幾分か、どこかに潜んでいたかとも苦笑されて、「うまく、兵部に抱き込まれたの読み方
吉川英治 「無宿人国記」

...幾分かでもインカの血を受けたものは...   幾分かでもインカの血を受けたものはの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「幾分か」の書き方・書き順

いろんなフォントで「幾分か」


ランダム例文:
病癖   丞相   家部  

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