...『此の幹は四十五の木理を持つてゐる』とポオル叔父さんが知らせました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...裸男が末斑をけがし居る好文會の幹事より...
大町桂月 「梅の吉野村」
...対岸の樹木の幹に...
太宰治 「走れメロス」
...滋幹は、垣根が朽ちて倒れているのを跨(また)ぎ越え、構えの内へ二た足三足這入って行って、暫くあたりを窺っていたが、森閑(しんかん)として人の住んでいそうなけはいもない...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...「ぼくは幹部候補生(かんぶこうほせい)になるもん...
壺井栄 「二十四の瞳」
...夙に国民精神文化研究所を設けて国民精神思想幹部と下級幹部との養成につとめていることは広く知られている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...旧年度には幹事の一人でさえあった...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...ダラ幹によって、孤立させられていた彼女等を、一人のよき同志――幹部として指導部にいたが、プロレタリアの魂を失わない同志鉄ちゃん――と結びつける機会となった...
戸田豊子 「鋳物工場」
...幹夫は家中を駆けまわって喜びました...
豊島与志雄 「古木」
...南瓜(たうなす)も庭(には)の隅(すみ)へ粟幹(あはがら)で圍(かこ)うた厠(かはや)の側(そば)へ植(う)ゑた...
長塚節 「土」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...しかも茎(くき)も幹も...
室生犀星 「生涯の垣根」
...やはり幹事に当っている男が...
森鴎外 「余興」
...やってみろ」幹太郎はお豊に振向いた...
山本周五郎 「花も刀も」
...幹太郎はそれにも答えず...
山本周五郎 「花も刀も」
...と幹太郎はお豊に云い『島屋』の店へはいった...
山本周五郎 「花も刀も」
...でも幹事の白鷹先生から...
夢野久作 「少女地獄」
...幹という幹には苔が蒸して...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
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