...風習として、初穂料や幣帛料を神社に奉納する...
...必(かなら)ず使者(ししゃ)を立(た)てて幣帛(へいはく)を献(ささ)げました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...また山の神海河の神たちまでに悉に幣帛(ぬさ)奉り...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...また坂の上の神や河の瀬の神に至るまでに悉く殘るところなく幣帛(へいはく)を獻りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...更にその國内から幣帛(へいはく)を取つて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...如何にして上りしにや、その肩のあたりに、幣帛の立てるは、例の、人をおどかさむとする神官の惡戯なるべし...
大町桂月 「冬の榛名山」
...幣帛を雷神に捧げしに...
高木敏雄 「比較神話学」
...15 幣帛の類...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...幣帛(みてぐら)を奉り...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ともかくも異常である天候のためにはいろいろの幣帛(へいはく)を神にささげて祈るほかがなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...神に献る幣帛の義である...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...是は主として幣帛供進(へいはくぐしん)の方式...
柳田国男 「海上の道」
...「奉幣帛於相嘗新嘗諸神祇」とあったのが...
柳田国男 「海上の道」
...それぞれに幣帛を奉進したというような...
柳田国男 「海上の道」
...日本の古い祠の本体は幣帛ですからね...
横光利一 「旅愁」
...矢代がその幣帛の研究方法をどこから得て来たのか...
横光利一 「旅愁」
...やはり幣帛の方は...
横光利一 「旅愁」
...「幣帛が集合論に似ているということは...
横光利一 「旅愁」
...数学よりも幣帛に思いを込める祈りの高まりが感じられ...
横光利一 「旅愁」
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