...自然嫁入先でも幅が利きます...
泉鏡花 「婦系図」
...幅三尺くらいの地面にて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...高さ三丈、幅十丈...
大町桂月 「十和田湖」
...恰(まる)で呉服屋の店先に転がつてゐる緋金巾(ひがねきん)か何ぞのやうに大幅(おほはゞ)のものだつた...
薄田泣菫 「茶話」
...幅(はば)一尺か...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...そこに二尺ぐらいの幅の厚い欅の板が渡してある...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...装幀(そうてい)の工夫(くふう)を籠(こ)めた物徂徠(ぶっそらい)の大幅(たいふく)である...
夏目漱石 「草枕」
...絶え間なく嵩(かさ)が増し、幅が広がり、僅(わず)かに半時間の後には、宛(あたか)も扇とも慧星の尾とも見らるる形となった...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...末寺(まつじ)ながら上野では幅の利けた高徳...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その大幅を訊ねるならば何と光りの速さをもつてしても端から端へ達するためには三万年の旅路を要すとか...
牧野信一 「凩日記」
...茶弘は新橋界隈(かいわい)に幅を利かせていた侠客(きょうかく)で...
森鴎外 「細木香以」
...幅の広い帯のようにさし込んでいる...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...(a)詐欺がほんとうに幅をきかすところは不可知の世界である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...またその後ではウェクティウス・ウァレンスのそれが幅をきかせた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...床間には山水の大幅が掛けてあり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...幾幅(いくふく)かの画を乞いうけたものを屏風にしたものだと伝えられているのみか...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...どうしてこんな名幅が風呂敷にくるまれて転々しているのか...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...青篠の盡くるところ、幅三四間、白くこまかき砂地となり、渚に及ぶ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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