...蚊帳外(かやそと)の暗い隅では...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...丞相室の帳外には...
吉川英治 「三国志」
...帳外の燭は、ほのかに閣の廊に揺れていた...
吉川英治 「三国志」
...そして帳外からこう復命した...
吉川英治 「三国志」
...時に帳外に声あって...
吉川英治 「三国志」
...その時、室の帳外に、風のないのに、何やら物の気配のうごく気がしたからであった...
吉川英治 「三国志」
...――そして帳外にたたずみ...
吉川英治 「三国志」
...むしろ戦陣の慣いだ」云いすてて帳外へ濶歩して行った...
吉川英治 「三国志」
...帳外へ拉(らっ)して行った...
吉川英治 「三国志」
...帳外の扉(と)を...
吉川英治 「三国志」
...遂に帳外へ躍り出してしまった...
吉川英治 「三国志」
...ふたたび帳外から...
吉川英治 「三国志」
...帳外にたれか聞いておるといかん」「大丈夫...
吉川英治 「三国志」
...祷(いの)りの帳外を守護せしめい」「はい」「帳中の清浄...
吉川英治 「三国志」
...――それゆえの帳外の守護である...
吉川英治 「三国志」
...姜維(きょうい)は、四十九人の武者とともに、帳外に立って、彼も、孔明の祷(いの)りが終るまではと、以来、食も水も断って、石のごとく、屹立(きつりつ)していた...
吉川英治 「三国志」
...帳外の武者(つわもの)の耳にも聞えてくるほどであった...
吉川英治 「三国志」
...帳外を守護している姜維(きょうい)もまた同様な気持であった...
吉川英治 「三国志」
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