...席亭(せきてい)の主人は叫喚(きゃっ)と云って後ろへ転倒(ひっくらかえ)り汝(てめえ)まだ迷っているか堪忍してくれと拝(おが)みたおされ...
関根黙庵 「枯尾花」
...有名な席亭や商店の名が書いてある...
竹久夢二 「砂がき」
...これは又席亭さんの方も同じです...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...先づかけ出しの真打ちならば初日に席亭の処へ行つて...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...もつと席亭と芸人の間が親密になつて...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...○昔の席亭はまた面白い気風を持つてゐました...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...と席亭へ話しをしました...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...席亭は「師匠どうも御苦労でございました...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...一〇は「席亭さん...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...懸持(かけも)ちの席亭(せき)から席亭へと...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...やっといまこれからやりはじめていこうといういまの境遇では相手はかりにも席亭の御隠居様...
正岡容 「小説 圓朝」
...自らほうぼうの席亭へ出向いていって...
正岡容 「小説 圓朝」
...小圓太という名前が子供々々していて貫禄がないため席亭が重んじないのだとこう圓生は考えたのだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...勢い、争って席亭が、手をだした...
正岡容 「小説 圓朝」
...このときに私の打った大太鼓がたいそう本筋だと席亭からほめられて...
正岡容 「初看板」
...たしか終戦時の歳晩この老席亭は甲州の疎開地に於て...
正岡容 「山の手歳事記」
...潮焼けのしたガッシリとした血気盛りの席亭は...
正岡容 「寄席」
...席亭である大兵肥満の一立斎文晁なる老講談師も一席...
正岡容 「わが寄席青春録」
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