...巳の刻ごろに二ひゃくばかりで切って出られ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...巳の刻あたりから...
田山花袋 「道綱の母」
...明九日正巳の刻(十時)には來られる」「では...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貞固は巳の刻の大鼓を聞くと...
森鴎外 「渋江抽斎」
...――やがて巳の刻に至ると...
吉川英治 「三国志」
...いや巳の刻過ぎでございましょうよ」「ちょうどよかろう」その日――巌流も仰ぎ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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