...もうすぐ入る新しい生徒は巨体なので、教室の机とイスを調整しておいてください...
...巨体の男性が電車に乗り込むと、周りの人たちが一緒に揺れてしまった...
...彼の巨体には圧倒され、話しかけるのも躊躇してしまう...
...野球選手になるためには、巨体であることが求められる場合もある...
...映画「キングコング」に登場する巨体の猿は、多くの人々の心をとらえて離さない...
...巨体はしずかに浮きあがっていく...
海野十三 「海底大陸」
...巨体の周囲に楕円形(だえんけい)の輪廓(りんかく)が見えることであった...
海野十三 「海底大陸」
...灰色のロケットの巨体が砂をけちらしながら...
海野十三 「怪塔王」
...ぐずぐずしてりゃ、二人ともつかまっちまう」船長ノルマンは、有名な強力(ごうりき)だったから、巨人ハルクのうでをかたにかけ、彼の巨体を、ひきずるようにして、どんどん埠頭(ふとう)の方へいそいだ...
海野十三 「火薬船」
...怪鳥は絹(きぬ)をさくようなさけび声をあげるし、恐竜もまただしぬけのしょうとつにびっくりしたと見え、巨体をゆすると、ざんぶりと海水の中へ身を投げた...
海野十三 「恐竜島」
...手で眼を蔽(おお)ったとき大月大佐の巨体は...
海野十三 「大空魔艦」
...巨体を傾斜したまま...
海野十三 「地球要塞」
...わッはッはッ」岩は巨体をゆすぶり...
海野十三 「地中魔」
...墳墓それ自身の暗い巨体の中にかかる大海獣のあごがあるかもしれなかった...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...石の巨体と見通し尖頂(せんちょう)の大きな塔をそばだてている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...六尺の巨体を横たえたままの姿でいる...
中谷宇吉郎 「異魚」
...喰らい肥った三十二歳の巨体を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...翼の音も軽やかな数羽の鳩が放たれた瞬間に堂々たる巨体を...
牧野信一 「緑の軍港」
...ハイカラな乗合馬車がお客様を巨体へいっぱい鈴鳴りにして走ってきた...
正岡容 「圓太郎馬車」
...再びとはあの巨体に接するよしもなかったからである...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...鳴戸(なると)の瀬戸の渦巻を七千噸(トン)の巨体で一気に突切って...
夢野久作 「難船小僧」
...鼻の先の巨漢の右手から茶色の光りの一直線が迸って印度人の巨体が無言のままドタリと仰向けに倒れた...
夢野久作 「冥土行進曲」
...少年郎(わかもの)の巨体が大地へ叩きつけられ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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