例文・使い方一覧でみる「巧い」の意味


スポンサーリンク

...療治が達しやで、すこし目が見える、夜話が實に巧い、職がらで夜戸出が多い、其のいろ/\な話であるが、先づ水口園の前の野原の眞中で夜なかであつた、茫々とした草の中から、足もとへ、むく/\と牛の突立つやうに起上つた大漢子が、いきなり鼻の先へ大きな握拳を突出した、「マツチねえか...   療治が達しやで、すこし目が見える、夜話が實に巧い、職がらで夜戸出が多い、其のいろ/\な話であるが、先づ水口園の前の野原の眞中で夜なかであつた、茫々とした草の中から、足もとへ、むく/\と牛の突立つやうに起上つた大漢子が、いきなり鼻の先へ大きな握拳を突出した、「マツチねえかの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...巧いことの有りったけを並べて詑(わ)びを云い...   巧いことの有りったけを並べて詑びを云いの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...「どう? あたしの見立ては巧いでしょう?」ナオミは両手にお白粉(しろい)を溶き...   「どう? あたしの見立ては巧いでしょう?」ナオミは両手にお白粉を溶きの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...あの人はダンスが巧いもんだから...   あの人はダンスが巧いもんだからの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...一寸したその場の思附や物真似が巧い...   一寸したその場の思附や物真似が巧いの読み方
外村繁 「打出の小槌」

...支那人が見ても日本人の作と云ふ事が分らぬ程巧いものである...   支那人が見ても日本人の作と云ふ事が分らぬ程巧いものであるの読み方
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」

...竿の操りがなかなか巧いのでそんな虞れもない...   竿の操りがなかなか巧いのでそんな虞れもないの読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...あんなに小説が巧いんだろう?)マダム・ボヴァリイは疑もなく傑作だ...   あんなに小説が巧いんだろう?)マダム・ボヴァリイは疑もなく傑作だの読み方
中島敦 「光と風と夢」

...それが非常に巧い話になっている...   それが非常に巧い話になっているの読み方
中谷宇吉郎 「コロラド通信」

...それには一つ巧いことを思いついた...   それには一つ巧いことを思いついたの読み方
中谷宇吉郎 「南画を描く話」

...小宮さんは「うんなかなか巧いものだ」と言いながら...   小宮さんは「うんなかなか巧いものだ」と言いながらの読み方
中谷宇吉郎 「南画を描く話」

...そういう巧いものはないかもしれないが...   そういう巧いものはないかもしれないがの読み方
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」

...そして巧いことには...   そして巧いことにはの読み方
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」

...仲なか巧いことを言う――まあ...   仲なか巧いことを言う――まあの読み方
牧逸馬 「アリゾナの女虎」

...それに巧いこと!」母達も出て来て切りに玄吉を賞讚した...   それに巧いこと!」母達も出て来て切りに玄吉を賞讚したの読み方
牧野信一 「蔭ひなた」

...女の気嫌の取り方などと来たら実に巧いものだぜ――といふやうなことを樽野の亡父も云つてゐたが...   女の気嫌の取り方などと来たら実に巧いものだぜ――といふやうなことを樽野の亡父も云つてゐたがの読み方
牧野信一 「村のストア派」

...どうも巧い考へが浮ばなかつたので...   どうも巧い考へが浮ばなかつたのでの読み方
牧野信一 「ラガド大学参観記」

...銅印石印も巧いが陶印はことに得意であった...   銅印石印も巧いが陶印はことに得意であったの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

「巧い」の読みかた

「巧い」の書き方・書き順

いろんなフォントで「巧い」

「巧い」の英語の意味


ランダム例文:
腑に落ちない   口が重い   元気  

【保存版】AI画像生成の日本語文字化けを直す方法!初心者でも使える無料ツール

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
原子力   世界観   系外惑星  

スポンサーリンク

トップへ戻る