...「左馬頭」は、古代日本の位階制度における高官の一つ...
...「左馬頭」は、武将の中でも左隊長の地位を示す称号...
...「左馬頭」は、現代でも神社の祭礼などで使われる、笛や鼓の音色を司る特定の役職...
...「左馬頭」は、江戸時代に開催された人形浄瑠璃において、特定の型の悪役の名前に使われる...
...「左馬頭」は、一部の地域で差別用語として使われる場合もある...
...左馬頭兼伊予守に拝せられ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...宮仕えをして思いがけない幸福のもとを作ったりする例も多いのですよ」左馬頭がこう言う...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何かの場合によい妻であることが痛感されるのもあります」こんなふうな通(つう)な左馬頭にも決定的なことは言えないと見えて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左馬頭(さまのかみ)は女の品定めの審判者であるというような得意な顔をしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中将は左馬頭にもっと語らせたい心があってしきりに相槌(あいづち)を打っているのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中将は左馬頭の見方を尊重するというふうを見せて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...七夕(たなばた)の織姫にもなれたわけです」と語った左馬頭は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左馬頭(さまのかみ)に任じておられる……...
吉川英治 「私本太平記」
...左馬頭(さまのかみ)とあり...
吉川英治 「私本太平記」
...何の怯(ひる)みを」左馬頭(さまのかみ)直義は...
吉川英治 「私本太平記」
...左馬頭と申しただけでおいろの変るほどにです...
吉川英治 「私本太平記」
...……思うところは、そうした左馬頭(さまのかみ)(直義)どのゆえ、ここの御警固は、余人に申しつけられて、左馬頭どのと、お上(うえ)(後醍醐)とを、おちかづけにならぬ方が、およろしいのではないかと思うのです」「ははあ? 御所の守りは、直義ならぬ余人にやらすがよいとの御注意ですか」「お上のみこころを和(やわ)らげて、仰っしゃるような、公武一和にまろく治(おさ)めてゆきたいとのお考えが実(じつ)ならば」「いや、ありがとうぞんじまする...
吉川英治 「私本太平記」
...前左馬頭義朝(さきのさまのかみよしとも)の末子で...
吉川英治 「親鸞」
...左馬頭...
吉川英治 「随筆 新平家」
...七条左馬頭、改まって、「阿波(あわ)侯におかれては、いよいよ明日、卍(まんじ)丸でお国表へお引揚げなさる由、何やら盟主(めいしゅ)を失うような寂寥(せきりょう)を覚えまする」「されば、そのほうが、策を得たものではないかと存じまして」「無論、異議なくよろしゅうござりましょう」と、賛同したのは交野卿(かたのきょう)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...左馬頭義朝(さまのかみよしとも)は...
吉川英治 「源頼朝」
...すでに左馬頭義朝とのあいだには...
吉川英治 「源頼朝」
...肩をならべていた左馬頭義朝の紛(まぎ)れない遺児(わすれがたみ)なのである...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索