...砂山の嶺傳ひに小松原の外れまで行つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...早川に沿うた連嶺が眼前に展開され...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...芝原嶺(しばはらたふげ)を下り湯沢(ゆさは)に抵(いたら)んとする途(みち)にて遙(はるか)に一楹(いちえい)の茶店(さてん)を見る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...殊に深山峻嶺の存ずる地方に於ては...
高木敏雄 「比較神話学」
...はたミュカレーの高き嶺...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...『イデーの嶺にまつらへる至上至高のクロニデー!勝利並びに光榮を賜へ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...千仭高ききり崖(ぎし)の嶺に聳たつ松一木緑の枝に寄りかゝり風の袂を振ふとき鳴く音(おと)すみて來るたづに貸さむ今宵の夢の宿...
土井晩翠 「天地有情」
...こうして見ると高山があり、峻嶺があり、丘陵があり、平野があり、河川が流れ、海島が漂い、人跡の到らざるところと、人間の最も多く住むところとを、すべてこの高尾の大見晴らしの一眸(いちぼう)のうちに包むことができる...
中里介山 「大菩薩峠」
...雪嶺さんの子分――子分というと何だか博奕打(ばくちうち)のようでおかしいが...
夏目漱石 「私の個人主義」
...その所有者(しよいうしや)に嶺上開花(リンシヤンカイホオ)の機會(きくわい)を與(あた)へるので捨(す)てられなくなるといふ風(ふう)な妙(めう)なルウルもあり...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...分水嶺(れい)の頂(てう)上に降る雨が...
新美南吉 「坂道」
...函嶺の第六日である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...冬嶺が七十九歳であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...日本アルプスの連嶺の頂きが...
吉江喬松 「山岳美觀」
...能登の海上からの眺望はこの連嶺を眞正面に眺めやるとか...
吉江喬松 「山岳美觀」
...鐵壁の如くに飛騨境を固めてゐる連嶺の中に...
吉江喬松 「山岳美觀」
...既に幾度か振り仰いでいねばならなかったこの嶺に...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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