...幸と不幸との岐れ目は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...東宗西宗南宗北宗の四つに岐れていました...
上村松園 「画学校時代」
...足袋を無理に脱がされた雪ちゃんの左の足の小指が二股に岐れて...
辰野隆 「記憶ちがい」
...何の岐れ路もないただ一筋の真直な街道...
豊島与志雄 「道標」
...中仙道と尾張路との岐れ路で...
中里介山 「大菩薩峠」
...空想小説の種になるかという岐れ目である...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...貴方の生涯の岐れ目だ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...里見流などの諸流派に岐れ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...人間の流れも三つに岐れる...
原民喜 「魔のひととき」
...主に銀色で長く二つに岐れてゐる...
牧野信一 「鱗雲」
...真に私にとつては天国と地獄の岐れ道とも思はれるのでした...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...またそれから岐れた枝でも...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...江戸千住を出た街道が我孫子を経て利根川を渡り取手町に入って二つに岐れ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
......
三好達治 「間花集」
...追手は岐れ道を曲って来るところだった...
山本周五郎 「風流太平記」
...根元から五つに岐れた榧(かや)の大木が枝を張っている...
横光利一 「夜の靴」
...二股大根の岐れ目に沁みこむ夕暮どきの裾寒さ...
横光利一 「夜の靴」
...最も重大な運命の岐れ目は...
和辻哲郎 「鎖国」
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