...幸と不幸との岐れ目は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...その実践なるものが認識理論上十全な価値を認められているかどうかが、岐れ目である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...何の岐れ路もないただ一筋の真直な街道...
豊島与志雄 「道標」
...空想小説の種になるかという岐れ目である...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...第五人格修養の五目に岐れるのであるが...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...貴方の生涯の岐れ目だ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...根の根の細(こま)かな繊毛のその岐れの殆ど有るか無きかの毛の尖(さき)のイルミネエション...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...八丈島の上で二つに岐れた編隊の一つは...
原民喜 「壊滅の序曲」
...村の入口らしいところで道は三つに岐れ...
原民喜 「小さな村」
...すると、路は三つに岐れ、すぐ向に橋が見える...
原民喜 「小さな村」
...三角形の平地を七つに岐れて流れる川は瀬戸内海に注いでゐた...
原民喜 「透明な輪」
...二条に岐れた長い銀色の尻尾であつた...
牧野信一 「山峡の凧」
......
三好達治 「間花集」
...万三郎は岐れ道のほうへと戻りながら...
山本周五郎 「風流太平記」
...追手は岐れ道を曲って来るところだった...
山本周五郎 「風流太平記」
...最も重大な運命の岐れ目は...
和辻哲郎 「鎖国」
...日本民族の運命についての大きい岐れ路が踏み越されて行くのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...それが徳川家康の一生の運の岐れ目となっていることも...
和辻哲郎 「鎖国」
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