...蛇はみんな非常に軟かい岐(さ)け目のある...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...そこから岐(わか)れて伊香保(いかお)へでも行くらしい男女(おとこおんな)の楽しい旅の明い姿の幾組かが...
徳田秋声 「あらくれ」
...いつもそこで岐(わか)れ道になっている田甫のあいだにはおりてゆかないで...
徳永直 「白い道」
...政情は今や立憲政治かファシズムかの岐路に立ち...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その知行国である讃岐国(さぬきのくに)へ移されるように漸く嘆願が叶ったのである...
中里介山 「法然行伝」
...専門の分岐(ぶんき)せぬ今の世に立つからには...
夏目漱石 「作物の批評」
...讃岐(さぬき)の金毘羅(こんぴら)樣に廻つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あツと言ふ間に焔は岐阜提灯に移り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...」「それや左うに違ひない――」隱岐は眼を霞めて...
牧野信一 「痴日」
...左へ分岐している二軒小屋への路を横眼で睨んで...
松濤明 「春の遠山入り」
...讃岐小豆島の竜骨は牛属の骨化石と聞いた...
南方熊楠 「十二支考」
...追手は岐れ道を曲って来るところだった...
山本周五郎 「風流太平記」
...それをわざわざこの岐阜までお越し下されたことは...
吉川英治 「黒田如水」
...土岐伯耆(ほうき)...
吉川英治 「私本太平記」
...岐阜の家督(かとく)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...長者の妻もまた讃岐(さぬき)の国の一の宮として祀(まつ)られている...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...みずから信長に会うために岐阜に向って出発した...
和辻哲郎 「鎖国」
...信長は惟政を岐阜に入れず...
和辻哲郎 「鎖国」
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