...首尾(しゆび)よく岐阜(ぎふ)へ越(こ)したのであつた...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...水道橋から壱岐殿坂(いきどのざか)へ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...讃岐守はその鶉の声を聴いて...
薄田泣菫 「茶話」
...船涼し左右(そう)に迎ふる対馬(つしま)壱岐(いき)六月十日 雑詠選了...
高浜虚子 「五百五十句」
...先生は土岐川と仰しやつた...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...五葉の星形の弁の縁辺から放射し分岐して細かい網のように広がっている...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...木によっていろいろ枝の分岐状態はちがう...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...いくらでも分岐して来ます...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...永禄十年に信長に岐阜の井ノ口城から追い落され...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...岐阜県揖斐(いび)郡谷汲村)この県には今一つ...
柳田國男 「日本の伝説」
...改易された蒲生氏の後へ隠岐守松平定行(おきのかみまつだいらさだゆき)が封ぜられて来た...
山本周五郎 「日本婦道記」
...追手は岐れ道を曲って来るところだった...
山本周五郎 「風流太平記」
...ここが一生の運命の岐(わか)れ目と思い込んでいるらしい真剣味をもって...
夢野久作 「二重心臓」
...行く先は――」「岐阜へ」「さればよ...
吉川英治 「黒田如水」
...黙々と、次の茶を、土岐左近に与え、自分の掌(て)にも一碗を乗せた...
吉川英治 「私本太平記」
...そして水は細く太く幾すじにも岐(わか)れ...
吉川英治 「私本太平記」
...土岐の弾正(だんじょう)頼遠(よりとお)のほうは...
吉川英治 「私本太平記」
...宣教師格のものは壱岐や大村の牢獄に...
和辻哲郎 「鎖国」
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