...はるかの山顛(さんてん)にどっしりと腰をおちつけているゼルシー城塞(じょうさい)を指(ゆびさ)した...
海野十三 「暗号音盤事件」
...愛宕山(あたごやま)の山顛(さんてん)には...
海野十三 「空襲葬送曲」
...一月の後に彼はようやく目指す山顛(さんてん)に辿(たど)りつく...
中島敦 「名人伝」
...故に山顛雲あれば...
長塚節 「草津行」
...白い山顛のみキラキラと天日に輝やく様よりすれば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...丸禿の山顛や緑の森を映してゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...その山顛で駒が足を停めると...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...いと高き山顛に立たせて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...山顛(さんてん)の風はたえまもなく彼の背へ小石を浴びせた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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