...山裾には野生動物が生息している...
...田舎の家は山裾に建つことが多い...
...登山の際は山裾から登ると楽である...
...この町は山裾に位置しているため、景色が素晴らしい...
...会場は山裾にある広い公園で行われる予定です...
...ただ山裾にひらけた鉱山部落や...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...山裾をめぐっていくつかの峠を越えて...
橘外男 「仁王門」
...山裾を切り拓いた赤土の道...
橘外男 「仁王門」
...それからところどころの樹の間から眺望(ちょうぼう)されるなだらかな山裾...
田畑修一郎 「石ころ路」
...テントは山裾の林を賑やかにした...
田山花袋 「歸國」
...山裾(やますそ)の遊廓(ゆうかく)の方へ足を入れなどした...
徳田秋声 「黴」
...久七峠の上の、茶店に、七八人の若者が――それは、脱藩をして、江戸へ、益満等と共に、行を同じゅうせんとする人と、京師へ出て、諸国有志と、提携しようとする人と、そうして、見送りに来た人と――「爺は、いつも変らぬのう」「はい――」「婆は、何うした?」「あれは、半年ばかし前に、亡くなりましてな」「そうか、死んだか――」「いつだったか、矢張り、貴下方みたいな方が、この先で、斬合いをなされましたが、今日も、何か――」若い人々は、眼を見合せて「牧を、討ちに来た時だった、あれは」一人が、窓から、遥かの、山裾の道を、指さして「あの辺だった」一人が「ま、行こう...
直木三十五 「南国太平記」
...この山裾に近い伊那地方の小学校の一団が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...一昨年の山裾での噴火の場合は...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...明神ヶ岳の山裾から...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...山裾が翼になつて彎曲してゐる蜜柑や麦畑の丘の下をうね/\と迂廻しながら...
牧野信一 「南風譜」
...――水車小屋は村里を遠く離れた鎮守の森の山裾に蟠まる草葺屋根の一軒家である...
牧野信一 「バラルダ物語」
...南の山裾(やますそ)の群青(ぐんじょう)いろをしたとこに落ちて...
宮沢賢治 「かしわばやしの夜」
...山裾の方へ土をはねてから...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
......
三好達治 「艸千里」
...伊吹(いぶき)の山裾へつきあたります...
吉川英治 「新書太閤記」
...坂を降りきった山裾の傾斜に下り松の辻はあった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...真っ黒にこの山裾の原に集まった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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