...「日本山岳会が主催する登山大会に出場するつもりだ」...
...自分は今驕慢と恐怖と反抗と相錯綜する心を以つて人跡未到の深山大澤にエホバを禮拜する者の心を思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...法王の本山大本山の名はサンピエトロ寺という世界第一の大堂なり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...金魚屋(きんぎょや)さん笹山大作(ささやまだいさく)の...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...横山大観、鏑木清方、長谷川時雨女史………私はさう云ふ人達を知つた...
谷崎潤一郎 「泉先生と私」
...見上げるところの高山大岳...
中里介山 「大菩薩峠」
...末山大将の友だちだけあって...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...聯合艦隊司令長官末山大将以下戦死者一万数千人の弔魂祭(ちょうこんさい)が行われた...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...藤山大いに歌った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山の主(ぬし)とて山大人と云ふものあり...
柳田国男 「山の人生」
...奥山大学の弟であった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「現にこんど亀千代さま御家督の礼として、将軍家へ献上する金品についても、老職の意見がまちまちで、いまだに決定しない」と甲斐はつづけた、「それも妨害するつもりではなく、それぞれが伊達家のためをおもい、しんじつ忠義のためと信じている、そして、もし自分の意見がとおらなければ、すぐにも切腹しかねないようなことを云う、奥山大学などは、その典型的な一人といっていいだろう」「すると、密訴のことはどうなると思う」「わからない」と甲斐は首を振った、「ただ推察されることは、一ノ関が吉岡を怒らせて、松山とのあいだに紛争を起こさせるだろう、ということだ」「率直な意見を云ってくれ」と周防が云った、「私はどうしたらいい、歪曲(わいきょく)された無根の罪状を、黙って甘受すべきなのか」「いかに歪曲し牽強付会しても、無根の事実で人間を罰するわけにはいかない、たって係争すれば黒白は明白になる、しかし、それは一ノ関の思うつぼだ、国老間に紛争が起これば、一ノ関は後見として、幕府老中の裁決を乞うだろう、そうは思わないか」周防は眼を伏せた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...次に国老の奥山大学...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐が奥山大学を避けるには理由があった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...と云うよりほかに理由はない」「では吉岡(奥山大学)には好きにさせるつもりか」「いや...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「いつか一ノ関さまと吉岡の奥山大学とで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...不肖ながら秋山大助...
吉川英治 「剣難女難」
...富士(ふじ)の山大名(やまだいみょう)一木(こ)の実(み)をたべたり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...名山大川(たいせん)の奥深くにいるかもしれぬが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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