...指を屈する強大国となったのである...
大隈重信 「平和事業の将来」
...――しかし自分は屈することなく正論をもって攻撃をつづけた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そして退屈すると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...かれは退屈すると一軒おいて隣の家に出かけて行って...
田山花袋 「田舎教師」
...勉強に退屈すると...
外村繁 「打出の小槌」
...もっとも、退屈すると、直ぐ山形へ飛んで行ったがね」「飛んで行ったって?」「いや、酔ってくると、天神山や、太子堂などの、山形の景色が直ぐ浮かんで来るんだ...
外村繁 「日を愛しむ」
...如何なる場合にも決して退屈することなんかない...
豊島与志雄 「囚われ人」
...そんな所へは行っても退屈するばかりだと...
豊島与志雄 「変な男」
...御退屈でも、あなたの想像するその絶滅の日の来るまで、そうしてお待ちなさい」「堪(たま)らないな、いつその日が来るんだ、その絶滅の日が来るまでは、ここを出られないのかい」「それがよろしうございます、気永く、そうして絶滅の日の来るのを待っておいでなさい」「堪らないよ、退屈するなあ、もう少し広いところへ出してくれないか」「いけません、あなたはそうしていらっしゃるのがいちばん楽なんです」「冗談(じょうだん)じゃない、お為ごかしで監禁されてしまったんじゃたまらない、誰がいったい、拙者をこんなところへ入れたのだ」「それは、わたしが封じ込んだのです」「ははあ、笑止千万、理想の国土だの、安楽の王土だの、人を無条件に許すの許さないのという奴が、男一匹を捕えて監禁束縛して置かなければ安心ができない――力の哲学の自殺だね」「ちょうど、絶滅の論者が、自分の身を絶滅しきれないで迷っているのと同じようなものですね、ホホホホホ」「お銀さん、黙ってお前さんの理窟だけを聞いていると、お前さんはどうしても則天武后以上の女傑のようだが、理窟は理窟として、現在拙者は、こうして一室に監禁されているのがたまらないな、こんな、日の目の見えないところから解放してやってくれてはどうです、こんな座敷牢へ押込めて置かなくても、広い世界へ野放しにしてみたところで、人間のしでかす事なんぞは、タカの知れたものじゃありませんか」「お言葉ですが、あなたばっかりはいけません、あなたを解放してあげることは、為めによくありません」「どうして」「どうしてったって、こういう人間に限って、決して日の目のあたるところへ出してはならないのです」「それは残酷ですね」「残酷なんて言葉を、あなたも知っていらっしゃるのですか」「男一匹を、こうして日の目の当らぬところへ永久に閉じ込めて置くなんぞは、残酷でなくて何です」「閉じ込められて置かれる人の残酷さ加減より、そういう人を解放することの危険さから生ずる残酷の方が幾層倍も怖ろしいから、それでわたしの計らいで、当分ここへ封じ込めて置くのが、どうして悪いのですか」「悪いな――人の自由を奪うというのは何よりも悪い、ましてだ、自由と解放とのために、新理想の楽土王国を築こうなんぞという女性が、あべこべに人を捉えて、幽囚の身にするなんぞは、矛盾も甚(はなはだ)しい、解放して下さい」「いけません――あなたをここから出してあげることはいけません、もし何か御用がある節は、こちらから行ってあげて、少しも不自由はおさせ申しませんから、おっしゃってみて下さい」「いやはや」「何か御要求はありませんか」「それはあるさ、生きている以上は」「何ですか」「生きているために必要な要求ぐらいは、聞かなくたって分りそうなものだ」「米ですか」「は、は、は」「肉ですか」「は、は、は」「血ですか」「は、は、は」「そうでしょう、あなたは生ている肉か、温かい血でなければ召上れない人なんですから、それは、わたしが先刻御承知ですから、いくらでも御意のままに供給して上げますよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...夜更けて退屈すると...
林芙美子 「淪落」
...田舎で退屈するためにどこかの県からやって来たらしい歩兵将校が路の片側を歩いているのを見送ったり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一切万事対等の心得を以て自から屈す可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...その畢生(ひっせい)の力を法典編纂の業に尽そうと欲する熱望は毫(ごう)も屈することなく...
穂積陳重 「法窓夜話」
...思い屈するようなこういう気持は...
本庄陸男 「石狩川」
...定家(ていか)の糟粕(そうはく)をしゃぶるでもなく自己の本領屹然(きつぜん)として山岳と高きを争い日月と光を競うところ実に畏(おそ)るべく尊むべく覚えず膝(ひざ)を屈するの思い有之(これあり)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...身を屈すべきや」と語気...
吉川英治 「三国志」
...関羽が屈するものか...
吉川英治 「三国志」
...他家へ行って膝を屈するような事を滅多(めった)にしない大名育ちの自分の気儘(きまま)は出すべきでないと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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