...いたたまれない様子でちょっと居ずまいをなおすと...
有島武郎 「或る女」
...急いですわり直した居ずまいをすぐ意味もなくくずして...
有島武郎 「或る女」
...居ずまいを直す...
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 森鴎外訳 「罪人」
...縁に居ずまいもなおしたのである...
泉鏡花 「海異記」
...そして居ずまいを直した後で...
海野十三 「深夜の市長」
...彼は居ずまいを直し...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...人気(ひとけ)を感じてハッと居ずまいを正した...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...奥畑は急にちょっと居ずまいを改めて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...人種の差から免れ難い顔の道具の形や居ずまいだけがこのような差別の原因であろうか...
寺田寅彦 「電車と風呂」
...だしぬけに居ずまいを正すげな」誰かが愚鈍な声で鼻の噂をし始めると...
中村地平 「南方郵信」
...すぐ居ずまいを直して...
夏目漱石 「それから」
...つんと居ずまいを直す...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「それは宮様のお言葉ですか」と大将は居ずまいを正した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...矢代は千鶴子が強いて居ずまいを正したのではないことを心ひそかに希った...
横光利一 「旅愁」
...さらに居ずまいを改めた...
吉川英治 「私本太平記」
...居ずまいを直した...
吉川英治 「私本太平記」
...あの気味わるい居ずまいの不遜(ふそん)さといったらない」「……だが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そしてやや居ずまいを直した...
吉川英治 「平の将門」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??