...いつか張継尭(ちょうけいぎょう)と譚延(たんえんがい)との戦争があった時だね...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...尭舜(げうしゆん)の治世を夢みてゐた...
芥川龍之介 「僻見」
...)尭舜の治世は今日もなほ雲煙のかなたに横はつてゐる...
芥川龍之介 「僻見」
...桀(けつ)の狗(く)尭(げう)に吠ゆだと――此奴(こいつ)生意気を吐(ぬ)かす...
内田魯庵 「犬物語」
...緑雨のお父さんというは今の藤堂伯の先々代で絢尭斎(けんぎょうさい)の名で通ってる殿様の准侍医であった...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...この絢尭斎というは文雅風流を以て聞えた著名(なだい)の殿様であったが...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...支那の尭舜から禹湯文武に至る長い物語は支那人の政治道徳の思想によって構成せられているから...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...その作品といふのは凡て自己の経験と自信と尭望とを羅列したものであつた...
牧野信一 「浪曼的月評」
...西村の死骸を葬(はうむ)つた浅草遍照院(へんせうゐん)の所化(しよけ)尭周(げうしう)等が呼び出されて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...尭舜(げうしゆん)の時に早く共和政が有つたと断じた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...所以尭巽舜(げうのしゆんにゆづりしゆゑん)...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...上はもって君を尭舜(ぎょうしゅん)にいたすべく...
吉川英治 「三国志」
...尭舜(ぎょうしゅん)の風を学び...
吉川英治 「三国志」
...尭(ぎょう)も天下を舜(しゅん)に譲り...
吉川英治 「三国志」
...すなわち七言八絶を賦(うた)って――銅雀台ハ高ウシテ上天(ジョウテン)ニ接ス眸(メ)ヲ凝(コラ)セバ遍(アマネク)ス旧山川(キュウサンセン)欄干(ランカン)ハ屈曲シテ明月ヲ留メ窓戸(ソウコ)ハ玲瓏(レイロウ)トシテ紫烟(シエン)ヲ圧ス漢祖ノ歌風ハ空シク筑(チク)ヲ撃チ定王ノ戯馬(ギバ)謾(ミダリ)ニ鞭ヲ加ウ主人ノ盛徳ヤ尭舜(ギョウシュン)ニ斉(ヒト)シ願ワクハ昇平万々年ヲ楽シマンと...
吉川英治 「三国志」
...天道の理、尭舜の道、五倫の教えは、ほとんど宗教的な情熱をもって説かれている...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
便利!手書き漢字入力検索