例文・使い方一覧でみる「小間使」の意味

...この家には小間使がいる... この家には小間使がいるの読み方

...彼女は小間使の仕事を始めたばかりで、まだ慣れていない... 彼女は小間使の仕事を始めたばかりで、まだ慣れていないの読み方

...小間使には家政婦よりも低い地位がある... 小間使には家政婦よりも低い地位があるの読み方

...彼は小間使として働いているが、将来はコックになりたいと思っている...

...小間使は家族と同じように扱われるべきだと思う... 小間使は家族と同じように扱われるべきだと思うの読み方

...良人（おっと）沼南と同伴でない時はイツデモ小間使（こまづかい）をお伴（とも）につれていたが... 良人沼南と同伴でない時はイツデモ小間使をお伴につれていたがの読み方
内田魯庵「三十年前の島田沼南」

...主人公が小間使（こまづかい）をさがしているのです... 主人公が小間使をさがしているのですの読み方
海野十三「什器破壊業事件」

...この際一番疑わしいのは小間使の小松です」明智は一段声を低くしていった...
江戸川乱歩「一寸法師」

...黄金仮面即（すなわ）ち小間使の小雪... 黄金仮面即ち小間使の小雪の読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...男小間使であると言つて... 男小間使であると言つての読み方
スティーヴンスン佐藤緑葉訳「帽子箱の話」

...「小間使いには大へん都合のいいのがある... 「小間使いには大へん都合のいいのがあるの読み方
谷崎潤一郎「痴人の愛」

...所へ小間使が来て... 所へ小間使が来ての読み方
夏目漱石「それから」

...伯爵の声に応じて小間使が丁寧に一通の封書を机の上において去った...
浜尾四郎「彼は誰を殺したか」

...あらゆる場合にあの小間使に対していさゝかもの心を動かさぬか何うかを験べるためだつたのだ...
牧野信一「天狗洞食客記」

...控えの三畳に、つつましく坐った、小間使に、笑がおを見せて、「御息女さまに、三郎兵衛、まいった由、申し上げて下され」と、礼儀だけに言って、かまわず、雪之丞の手を引くようにして、小間使のあとからはいって行った... 控えの三畳に、つつましく坐った、小間使に、笑がおを見せて、「御息女さまに、三郎兵衛、まいった由、申し上げて下され」と、礼儀だけに言って、かまわず、雪之丞の手を引くようにして、小間使のあとからはいって行ったの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...私の母が単に小間使であったという理由から... 私の母が単に小間使であったという理由からの読み方
室生犀星「幼年時代」

...二人の小間使が控えている... 二人の小間使が控えているの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...「お呼びになれば小間使がまいるでしょうけれど... 「お呼びになれば小間使がまいるでしょうけれどの読み方
山本周五郎「やぶからし」

...小間使のいねにだけ「用達（ようた）しに」と断わり... 小間使のいねにだけ「用達しに」と断わりの読み方
山本周五郎「やぶからし」

...あの娘も小間使いも宿に残っているし？　……「何しろ... あの娘も小間使いも宿に残っているし？　……「何しろの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...今日おめえ様をさがしに来たお屋敷の小間使いが... 今日おめえ様をさがしに来たお屋敷の小間使いがの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...――東郷家の小間使... ――東郷家の小間使の読み方
吉川英治「篝火の女」

...置いてわるい小間使なら... 置いてわるい小間使ならの読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」