...牛乳に育つたことは寧ろ彼の誇りになつた...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...成功した作品に対する芸術家と同様の誇りと喜びとを感じた...
有島武郎 「或る女」
...“アメリカが誇りとするワーナー博士とその調査団一行十名が...
海野十三 「地球発狂事件」
...オフィリヤの誇りがございます...
太宰治 「新ハムレット」
...盃擧げてトロイアの諸將に誇り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...――私は誇りを以て沈黙した...
富永太郎 「断片」
...特に其温室は伯の最も誇りとする所にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れの誇りとする園藝の如きも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...邪(よこし)まな誇りは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...初めて携わりうるという晴れがましい誇りと...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...思ふに我らの力わざに耽(ふけ)りていと誇りがほなるを片腹痛しとてかくは懲らしめ給ひたるものにぞあるらめといへば...
正岡子規 「俳諧大要」
...その誇りがむしろ高まり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...歓喜と誇りと幸福とリズムと勝者の心とをみなぎらせた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...なぜ沖縄の人たちは自分たちの言葉が最も古格ある大和言葉を保有しているということを誇りにしないのでしょうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...村でも誇り、京でも誇り、誰でも快い情を抱かぬものとてはないのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...もっと型付に誇りと確信とがあったら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...誇りとよろこびを感じているのであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...果たして、誇りだろうか...
吉川英治 「大岡越前」
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