...彼女は旅行の際、小荷駄を持っていこうと思っている...
...小荷駄を背負って山道を歩くのは大変だ...
...子供の頃、遠足のときにおやつとして小荷駄を持っていった...
...出張の時は、小荷駄を軽くして荷物をコンパクトにするようにしている...
...手荷物が多い場合、小荷駄で解消するのが一番だ...
...それが上杉謙信(うえすぎけんしん)の小荷駄方(こにだがた)に紛れ入って...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
......
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...竜之助が小荷駄(こにだ)の馬の蔭に見えがくれであったのと...
中里介山 「大菩薩峠」
...蟻の這ふが如くに見ゆるは小荷駄の一列にやあらん...
正岡子規 「花枕」
...小荷駄馬(こにだうま)二百余疋...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...何か、中軍の御主君をかこんで、諸大将が寄っている」「立ち評定か」後方の足軽組などのあいだに、そんな私語(ささやき)がやや騒(ざわ)めきかけたと思うと、たちまち謙信の声と、その姿とが、全軍の上へ向って、「小荷駄、大荷駄をのぞき、先鋒隊より順次、犀川を左に見て、東――八幡原のほうへ向って徐々迂回(うかい)前進せい」という大号令が聞えた...
吉川英治 「上杉謙信」
...この旅人や小荷駄の一行は...
吉川英治 「江戸三国志」
...鷹の羽くずしの衣裳つづらを小荷駄の背中にのせて...
吉川英治 「江戸三国志」
...それは小荷駄御用を引きうけた由良の伝吉で...
吉川英治 「剣難女難」
...それに小荷駄の一隊が...
吉川英治 「新書太閤記」
...小荷駄(こにだ)のことなど...
吉川英治 「新書太閤記」
...或る一宿場に溢(あふ)れている千駄に近い小荷駄隊と...
吉川英治 「新書太閤記」
...何十頭かの小荷駄隊の一小隊の指揮官として働いているらしく...
吉川英治 「新書太閤記」
...千余駄に積んだ脚の重い小荷駄軍を...
吉川英治 「新書太閤記」
...それと共に、気づいてみると、千余の小荷駄と、元康の旗本隊約五百が、いつのまにか落伍していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...家財の始末、小荷駄など、よきように申しつけおけば、そのままになし置かれ、当方より蜂須賀彦右衛門、堀尾茂助などを遣(つか)わすゆえ、ただ迎えの駕籠(かご)にお身を入れてお越しあればよい...
吉川英治 「新書太閤記」
...小荷駄(こにだ)に千両余りの金箱を積んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...――彦右衛門の手より、番頭(ばんがしら)、弓、鉄砲、槍の者、小荷駄、足軽どもへまで、知行に応じて、残らず分配せいと申せ...
吉川英治 「茶漬三略」
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