...馬蛤貝は海岸付近の石狩泊や余市町、小樽市など北海道でよく採れる...
...改造社の山本実彦(やまもとさねひこ)君は僕等の小樽(をたる)にゐた時に電報を打つてよこした...
芥川龍之介 「講演軍記」
...(『小樽新聞』大正十二年五月)...
有島武郎 「狩太農場の解放」
...我々は蝦夷の西海岸にある小樽へ向けて出発した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私はオカムイから小樽を越した場所に至る迄の山脈を写生した(図357)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私は小樽滞在中に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...小樽で下車して、姉の家で朝飯を喫(したた)め、三時間許りも仮寝(うたたね)をしてからまた車中の人となつた...
石川啄木 「札幌」
...去年の秋小樽に新聞を起した...
石川啄木 「病院の窓」
...「小樽の街でも歩いて見ようか」と...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...「小樽には、天然セメントの出る山があるので、築港にも非常な便利です」と、去(さる)十五日にここを汽車でとほつた時、同行者の一人が聽かせて呉れたことを、義雄は今思ひ出した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...小樽のこともさうだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...雇ひ技師がその地に向つて小樽を出發したが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...小樽附近にも陶器原料にいい土があるさうだが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...夜に入つて旭川の宿に着し、義雄は心當てにした青年詩人で、そこの某新聞記者をしてゐるものに會ふと、あす早朝、新聞社に内證で旭川を家旅もろとも逃げ出し、先づ小樽へ行き、そこに興行中の雲右衞門の補助にすがり、東京へ歸ると云ふ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...小樽へ連れ帰ろうとするんです...
豊島与志雄 「林檎」
...火薬の小樽(こだる)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その時私は、東京有楽社のグラフイツクを代表して御一行に扈従(こせう)して函館から、札幌、小樽、旭川、帯広と順々に釧路へ行つた...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...二年前までは小樽や札幌にゐたからそんなことはよく知つてゐるよ...
野口雨情 「石川啄木と小奴」
...津軽海峡(つがるかいきょう)、トラピスト、函館(はこだて)、五稜郭(ごりょうかく)、えぞ富士(ふじ)、白樺(しらかば)、小樽(おたる)、札幌の大学、麦酒(ビール)会社、博物館(はくぶつかん)、デンマーク人の農場(のうじょう)、苫小牧(とまこまい)、白老(しらおい)のアイヌ部落(ぶらく)、室蘭(むろらん)、ああ僕(ぼく)は数(かぞ)えただけで胸(むね)が踊(おど)る...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
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