...馬蛤貝は海岸付近の石狩泊や余市町、小樽市など北海道でよく採れる...
...改造社の山本実彦(やまもとさねひこ)君は僕等の小樽(をたる)にゐた時に電報を打つてよこした...
芥川龍之介 「講演軍記」
...我々は小樽を立って札幌へ向かった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...小樽港に入りて浮艇(はしけ)に乗り移れる時...
石川啄木 「閑天地」
...月例会と云ふのは、此両新聞の記者に、札幌、小樽、旭川などの新聞の支社に来て居る人達を合せて、都合十三四人の人が、毎月一度宛集るといふので、此月のは、私が来てから初めての会ではあり、入社の挨拶を新聞に載せただけで、何処へも改めては顔を出さずに居たから、知らぬ顔の中へ行くんだと云つた様な気が、私の頭脳(あたま)を多少他所行(よそゆき)の心持にした...
石川啄木 「菊池君」
...机の上には東京やら札幌小樽やらの新聞が幾枚も幾枚も拡げたなりに散らかつて居て...
石川啄木 「病院の窓」
...札幌小樽の事は知らなかつたが...
石川啄木 「病院の窓」
...小樽直行の汽船へマオカから乘り込んだ時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その繁榮を小樽に奪はれてしまつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...天鹽の未墾地に關して義雄が照會したその返事が小樽から來た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...例の小樽(おたる)以来の乾児格(こぶんかく)の女流画家や瑠美子もいた...
徳田秋声 「仮装人物」
...茶志内から私は小樽...
服部之総 「望郷」
...市議四〇人中自由党二五人を擁する小樽市議会は...
服部之総 「望郷」
...*いま汽車は函館(はこだて)を発(た)って小樽(おたる)へ向(むか)って走っている...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...「古き小画」は宮原晃一郎氏を通じて小樽新聞にのせられた...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...運よく小樽高商の露語教師になることができた...
柳田国男 「故郷七十年」
...この小樽時代に増毛の網元の娘と正式に結婚した...
柳田国男 「故郷七十年」
...小樽に二年あまり...
柳田国男 「故郷七十年」
...その小樽タイムスの記者某と...
夢野久作 「キチガイ地獄」
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