例文・使い方一覧でみる「小布」の意味

...そこに小布団をつけている... そこに小布団をつけているの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...大きさは三センチ四方の青い小布で... 大きさは三センチ四方の青い小布での読み方
海野十三「省線電車の射撃手」

...白い小布（こぬの）が栞（しおり）のように挿（はさ）まっていて... 白い小布が栞のように挿まっていての読み方
海野十三「省線電車の射撃手」

...グッとその小布（こぬの）を掌（て）のうちに握りしめると... グッとその小布を掌のうちに握りしめるとの読み方
海野十三「省線電車の射撃手」

...俊子の側にいつまでも坐り込んで小布を弄ったりしていた... 俊子の側にいつまでも坐り込んで小布を弄ったりしていたの読み方
豊島与志雄「或る男の手記」

...その小布から手頃なのを選り取って... その小布から手頃なのを選り取っての読み方
豊島与志雄「女心の強ければ」

...」汪紹生はそれをまた小布に包んで... 」汪紹生はそれをまた小布に包んでの読み方
豊島与志雄「白塔の歌」

...主人一人奉公人一人の見る影もない小布（こぎれ）屋に成り下がり... 主人一人奉公人一人の見る影もない小布屋に成り下がりの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...（小布れを探して結えてやる）さあ... さあの読み方
長谷川伸「一本刀土俵入　二幕五場」

...特派員のクラブへ頭に色小布（バンダナ）をつけた漫画のベティにそっくりのモースーメがとびこんできて... 特派員のクラブへ頭に色小布をつけた漫画のベティにそっくりのモースーメがとびこんできての読み方
久生十蘭「だいこん」

...ゆき子は最後の赤い小布が張板にのされるのをぼんやり眺めていたが...
「鏡の中の月」

...しかし小布であり... しかし小布でありの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...ことに小布片（きれ）が好きであった... ことに小布片が好きであったの読み方
室生犀星「幼年時代」

...小布施という村にて... 小布施という村にての読み方
森鴎外「みちの記」

...小布（こぎぬ）の意味であります... 小布の意味でありますの読み方
柳宗悦「手仕事の日本」

...美鱗（びりん）をもった魚の如き金襴（きんらん）の小布（こぎれ）が... 美鱗をもった魚の如き金襴の小布がの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...友禅（ゆうぜん）小布（こぎ）れや綿屑（わたくず）が... 友禅小布れや綿屑がの読み方
吉川英治「※［＃「さんずい＋鼾のへん」、第4水準2-79-37］かみ浪人」

...琴の爪をつつんである小布ぐらいほど... 琴の爪をつつんである小布ぐらいほどの読み方
吉川英治「べんがら炬燵」

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