...小女郎(こぢよらう)の三國(みくに)へ寄(よ)つて...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...秋扇(しゅうせん)や淋(さび)しき顔の賢夫人明治三十九年君と我うそにほればや秋の暮淋(さび)しさに小女郎なかすや秋の暮明治三十九年九月十七日 俳諧散心...
高浜虚子 「五百句」
...十七小女郎がしゃくをとる……しゃくをとるはいいけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...旅の人が皆そいっていてよ……」三国小女郎見たくはあるがやしゃでやのしゃでやのしゃでやしゃでやしゃでやのしゃでこちゃ知らぬ福松は口三味線を取って唄(うた)に落ちて行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり昨夜(ゆうべ)の小女郎(こじょろう)である...
夏目漱石 「草枕」
...「御寺へ行きます」と小女郎(こじょろう)が云う...
夏目漱石 「草枕」
...小女郎が入口の襖(ふすま)を開(あけ)たら...
夏目漱石 「草枕」
...はっと思う間に、小女郎が、またはたと襖を立て切った...
夏目漱石 「草枕」
...柱の下の椅子(いす)にぽつ然(ねん)と腰を掛けていた小女郎(こじょろう)が時計の音と共に立ち上がった...
夏目漱石 「野分」
...小女郎は水仙の花にちょっと手を触れて...
夏目漱石 「野分」
...「よべの泊(とま)りの十六小女郎(じゅうろくこじょろ)...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
野口雨情 「雨情民謡百篇」
......
野口雨情 「極楽とんぼ」
...又「雪降り小女郎」(一五五頁)とは...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...京伝の義弟山東京山がその作「先読(まずよんで)三国小女郎」のなかで「今じゃ合巻といえば子供までが草双紙のことだと思いやす」とある...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...小女郎というのは小さな女の児のことである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それはあの鳥が初夜近くなると、「小女郎、戻って寝んころせ」と啼いて、遊び浮かれている小娘をからかうというのだが、話ばかりであって終(つい)にそういう風に聴きなす折はなかった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...博多小女郎の心意気なんか江戸ッ子にゃあわかるめえ...
夢野久作 「近世快人伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??