...落語などで、小唄をテーマにした噺がある...
...小唄師として有名な人物に、神田伯山や柳家小さんがいる...
...芝居の劇中において、小唄を用いた伴奏が使われることがある...
...「小唄三題」など、競技かるたの札の一つにもなっている...
...何だか港小唄でもつくりたくなつた...
種田山頭火 「行乞記」
...――“天龍のぼれば”小唄二つ三つ天龍のぼればのぼれば逢ひたい若葉がせまる若葉がせまる(酔余の一ふし二ふし)おれのこころは天龍の水よわがまゝきまゝ流れてゆかう下る筏に上る帆...
種田山頭火 「旅日記」
...よからんや!ブオナパルト派は絞首台!小唄は断頭台のようなものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三味線ならば小唄...
永井荷風 「来訪者」
...「次は清五郎」これは主人と同年輩の三十五六ですが、雑俳(ざっぱい)も、小唄も、嘘八百も、仕方噺(しかたばなし)も、音曲もいける天才的な道楽指南番で、七平に劣らず伽羅大尽に喰い下がっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三尺高い木の上から小唄の良い喉を海の向うの房州の阿魔っ子に聴かせ度(て)やりてえくらいのものだ」まさに大虎です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小唄の文句にもあるぢやありませんか」「馬鹿野郎ツ」「へツ」「耻を掻かせまいと思つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...高嶺(たかね)の花で――」「大層むづかしいことを知つてゐるんだな」「これも小唄の文句で」平次と八五郎の掛け合ひは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小唄の一つもいけて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小唄浄瑠璃の稽古所に通ったり...
野村胡堂 「百唇の譜」
...この股旅小唄の主旋律は...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...「あなたひとりに身も世も捨てた」と云う小唄(こうた)をうたって...
林芙美子 「清貧の書」
...そうしてわたしのナポリ小唄(こうた)はいつも決まって...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...小唄を唄うよりほかに生きて行く道がなくなっている有様であった...
夢野久作 「名娼満月」
...歌沢(うたざわ)という低徊趣味な小唄を興(おこ)そうとして...
吉川英治 「脚」
...ままにならないことなんか何かおありですかえ」「小唄の文句じゃないが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...口三味線だの小唄だのを...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...案外平和で楽でしかも時々は小唄まじりのローマンスだってあると云うことを説明しているの」「はてね?」「それでね...
オン・ワタナベ(渡辺温) 「兵士と女優」
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