...お屋敷の小侍従が、お茶を出してくれました...
...彼は小侍従のまま、数年間仕えていた...
...小侍従の制服はとても可愛らしいです...
...昔は上流階級でないと小侍従にはなれなかったそうです...
...小侍従たちは、主人に仕えながら修行を積んでいました...
...月の光に暗い勾欄(こうらん)の奥からは緋(ひ)の袴をした待宵(まつよい)の小侍従(こじじゅう)が現われ...
中里介山 「大菩薩峠」
...小侍従はいませんか」と言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二人の味方である小侍従にも逢うことができず...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いつも書く小侍従への手紙を書いて送った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮のお姿を衛門督が見たことなどは知らない小侍従であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小侍従は衛門督の手紙を持って参った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どんな間違った手引きなどをいたすかしれません」小侍従は笑いながらこう言うのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...私の宮さんも御姉妹(きょうだい)ではあるが、それはそれだけの方としておくのだよ」と衛門督(えもんのかみ)が歎息(たんそく)をしてみせると、小侍従は、「まあもったいない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...結局は宮様を悪くあなたはおっしゃるのですね」ついには腹をたててしまった小侍従の機嫌(きげん)を衛門督(えもんのかみ)はとっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...手でお几帳(きちょう)を宮のおそばへ引き寄せて小侍従は去った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お帰りになったので、女房たちがあらかた宮のお居間から去った時に、小侍従が来て、「昨日の物はどうなさいました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どこへしまうこともできずに下へはさんでおいたのをそのまま忘れたの」こう伺った小侍従は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小侍従にもなお懲りずに督(かみ)は恋の苦痛を訴えて来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小侍従も童女時代から伯母(おば)の縁故で親しい交情があったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宵闇(よいやみ)に紛れてそっと小侍従は衛門督(えもんのかみ)の所へ行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「小侍従、聞いてごらん...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小侍従は出て行けない気がした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんなつまらぬ女でございますが、夜昼おそばにお付きしていたものですから、殿様の御様子に腑(ふ)に落ちぬところがありまして、私が真実のことをお悟りすることになりましてからは、お苦しみのお心に余りますような時々には、私から小侍従へ、小侍従から私と言うことにしまして、たまさかのお手紙をお取りかわしになりました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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