...吾今よりは当世流の尊攘家へは一言も応答せぬが...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...向(さき)に御相談申し候尊攘堂の本山ともなるべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...因(よ)って平生(へいぜい)子遠と密議する所の尊攘堂の議と合わせ堀江に謀り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...多年の尊攘論者(そんじょうろんしゃ)であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひとしく「尊攘」の合言葉にかけて馳せ参じたものである...
服部之総 「新撰組」
...公武一和して尊攘にまい進すれば...
服部之総 「新撰組」
...討幕派にとって「尊攘」は矛盾をいよいよ発展させるための合言葉としてとりあげられていたのではないか...
服部之総 「新撰組」
...同じく尊攘挺身隊をもって自任する「京都方浪士人別」とをすら...
服部之総 「新撰組」
...中央――京都における合体尊攘方策の即時実現をまだ夢みていた...
服部之総 「新撰組」
...武田耕雲斎(たけだこううんさい)のごとき水戸尊攘派領袖が慶喜側近として京都に頑張り...
服部之総 「新撰組」
...輝ける新撰組隊長として切り結んだ敵手と同じく――否それ以上にいつまでも――腹からの「尊攘」論者だったといっても...
服部之総 「新撰組」
...改良主義的尊攘派と徹底的尊攘派が時局紛糾につれてそれだけ鋭く対立した...
服部之総 「尊攘戦略史」
...六藩士尊攘派が追われたのちの京都へ...
服部之総 「尊攘戦略史」
...藩士尊攘派にとっては異状な試練期であった...
服部之総 「尊攘戦略史」
...詰(つま)る所は双方共に尊攘の仕振りが善いとか悪いとか云うのが争論の点で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...当面尊攘を目標とする限り...
三好十郎 「斬られの仙太」
...加多 要は尊攘の大旆(ハイ)の下に...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...弟は兄に尊攘派の人々との往来を断って貰いたかった...
山本周五郎 「新潮記」
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